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2007年11月 »
14日(水)
◆東証大引け・9日ぶり急反発――米株高好感、一時1万5500円台
14日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日ぶりに大幅反発。終値は前日比372円93銭(2.47%)高の1万5499円56銭だった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が急反発したことに加え、外国為替市場で円高・ドル安進行が一服したことも好感されて、幅広い銘柄が買われる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も9営業日ぶりに急反発し、前日比42.98ポイント高の1497.71で取引を終えた。
後場にはアジア株式相場の全面高を受けて買い安心感が広がり、大引け間際には節目の1万5500円を上回る場面もあった。市場では、株価指数先物の断続的な買いが相場全体を押し上げたとの指摘も聞かれた。
業種別TOPIXは全33業種中、鉱業を除く32業種が上昇。前日の米株式相場で金融株が買い戻されたことが支援材料となり、銀行、証券商品先物、その他金融の上昇が目立った。任天堂の急伸を受けてその他製品も大幅に上げた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6471億円で、売買高は20億7086万株。値上がり銘柄数は1526、値下がりは144、変わらずは48だった。
個別銘柄ではみずほFG、三菱UFJ、三井住友FGといった大手銀行株がそろって上昇。トヨタ、ソフトバンク、新日鉄、NTTドコモ、ソニー、三井物、三菱商も買われた。半面、SMC、富士フイルム、鹿島、アサヒ、レオパレス、国際石開帝石、第一三共、新日石、千代建、東ソーが下落した。
東証2部株価指数も9営業日ぶりに反発。朝高後は高値圏でもみ合いを続けたが、後場に入ってからはじり高の展開となった。日精機、中央電が買われた。半面、オリコ、滝沢鉄が下落した。〔NQN〕(15:25)
東証前引け・大幅反発――米株高、円下落で1万5400円台回復
14日午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅反発。前引けは前日比278円82銭(1.84%)高の1万5405円45銭だった。前日の米ダウ工業株30種平均が300ドル超反発し、外国為替市場で円高・ドル安進行が一服したことを好感する買いが幅広い銘柄に入った。株価指数先物の大口買いが現物株にも波及し、上げ幅を300円超に広げる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も急反発し、前日比32.59ポイント高の1487.32で前場の取引を終えた。
業種別の東証株価指数(TOPIX)は全33業種中、「鉱業」を除く32業種が上昇した。前日にゴールドマン・サックスがクレジット市場の混乱による巨額損失計上を想定していないと伝わり、米株式市場で金融株が軒並み買い戻されたことが支援材料となり、国内でも「証券商品先物」や「銀行業」の上昇が目立った。
前引け時点の東証一部の売買代金は概算で1兆2024億円、売買高が9億7144万株。値上がり銘柄数は1442、値下がり銘柄数が209、変わらずが61だった。
個別銘柄ではみずほFG、三菱UFJ、三井住友FGといった大手銀行株がそろって上昇。トヨタ、新日鉄、ソフトバンク、ソニー、NTTドコモ、東エレク、三菱商も買われた。半面、SMC、鹿島、いすゞ、アステラス、アサヒ、第一三共、レオパレス、住友電、新日石、千代建が下落した。
東証2部株価指数は反発。朝高後も高値圏で推移した。オリコ、日精機が上昇。一方、ラオックス、ニフティが下落した。〔NQN〕(11:17)
東証寄り付き・大幅反発で始まる――米株急反発、円相場下落で
14日の前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発して始まった。上げ幅は200円を超え、現在は1万5300円台半ばから後半で推移している。前日の米株式相場の急反発や円相場の上昇一服を受けて幅広い銘柄が買われている。東証株価指数(TOPIX)も急反発して始まった。
13日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が300ドル超反発。世界最大の小売業、ウォルマート・ストアーズの好決算や原油先物相場の急落を受けて消費関連株が物色されたほか、ゴールドマン・サックスがクレジット市場の混乱から受ける影響は限定的との見通しを示したことで金融株も買い戻された。国内でも証券や銀行など金融株の上昇が目立っているほか、円相場が1ドル=111円台に下落していることを受けて自動車など輸出関連株も物色されている。
寄り付き前の大口注文は売りが3420万株、買いが5550万株で差し引き2130万株の買い越し。寄り付き前の外国証券経由の現物株売買注文は、大幅な売り越し観測が出ていた。
個別銘柄ではトヨタ、ソニー、NTTドコモ、ソフトバンク、武田、キヤノン、三菱商、富士フイルム、三菱自、日産自が上昇。半面、関西電、第一三共、東ソー、花王、住生活G、ANAが下落している。〔NQN〕(09:21)
◆新興市場14日・ジャスダック平均が10日ぶり反発――主力株は全面高
14日の新興企業向け株式相場は全面高。日経ジャスダック平均株価は10営業日ぶりに反発し、終値(確報)は前日比16円16銭高の1775円40銭だった。前日の米株高を受けた相場全体の地合い改善を背景に、主力株を中心に軒並み高の展開が続いた。大引けにかけて日経平均株価の一段高を追い風に上げ幅を拡大し、きょうの高値圏で終えた。ただ、インターネット関連の一角は、米国の景気懸念や円高進行の影響を受けにくいとの見方から先駆けて買われていた経緯があるため、戻り待ちや利益確定の売りも出ていたという。東証マザーズ指数は3日続伸、大証ヘラクレス指数は続伸した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で396億円、売買高は3822万株だった。楽天は値幅制限の上限(ストップ高)まで上昇して終えた。イートレード、インテリ、ファンコミ、インデックス、オプト、エイチアイ、プロパスト、竹内製作所、テレウェイヴが買われ、キヤノンによる買収発表を好感してトッキが値幅制限の上限(ストップ高)まで上昇した。マクドナルド、メイコーが独歩安。前日、新市場「NEO(ネオ)」に上場したユビキタは、公開価格(10万円)の4倍となる40万円で初値を付け、大引けは46万9000円だった。主力株で構成するJストック指数は4営業日ぶりに大幅反発。
マザーズ指数の終値は前日比32.77ポイント高の862.79だった。ミクシィ、ディーエヌエ、CCI、フルスピード、サイバー、ACCESS、アプリックス、ngi、フリービット、リアルコム、GCA、アルデプロが買われ、OTS、駐車場研究所が売られた。
ヘラクレス指数の終値は前日比41.76ポイント高の1302.21だった。ZENTEK、ASSET、ダヴィンチ、Mスクウェア、TFPコンサ、Tアルファ、エンジャパン、タボリナクス、マネパ、大証、ナチュラム、ハドソンが買われ、オリコン、USEN、BBネットが売られた。〔NQN〕(15: 56)
新興市場前引け・地合い改善で軒並み高――朝高後の上値は重い
14日前場の新興企業向け株式相場は上昇。日経ジャスダック平均株価は反発し、前引け(11時1分時点)は前日比13円36銭高の1772円60銭だった。前日の米株高を受けて日経平均株価が急伸し、新興市場でも相場全体の地合い改善を受けた買いが優勢で、主力株は軒並み高となった。もっとも、朝高後はやや上値の重い展開。数日前から、日経平均が続落するなかでインターネット関連を中心とした新興主力株には消去法的な買いが入っていたため、戻り待ちや利益確定の売りも目立ったという。東証マザーズ指数、大証ヘラクレス指数は続伸した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で194億円、売買高は2258万株だった。楽天、イートレード、インテリ、ファンコミ、インデックス、エイチアイ、竹内製作所、プロパスト、オプト、ベルパーク、スパークスなど主力株は全面高。TOB(株式公開買い付け)価格にサヤ寄せした阪神調剤、バンダイNEは大商いとなった。キヤノンが買収を発表したトッキが値幅制限の上限(ストップ高)で買い気配。マクドナルド、田中化研、ビックカメラが売られた。前日、新市場「NEO(ネオ)」に上場したユビキタは、公開価格(10万円)の4倍となる40万円で初値を付けた。前引けは39万2000円。主力株で構成するJストック指数は大幅反発。
マザーズ指数の前引けは前日比20.49ポイント高の850.51だった。ミクシィ、ディーエヌエ、フルスピード、サイバー、ACCESS、CCI、GCA、フリービット、ngi、アクロディア、アルデプロが買われ、アプリックス、OTSが売られた。
ヘラクレス指数の前引けは前日比31.52ポイント高の1291.97だった。ZENTEK、ASSET、ダヴィンチ、TFPコンサ、Mスクウェア、マネパ、エンジャパン、ハドソン、大証が買われた。半面、タボリナクス、BBネットが売られた。〔NQN〕(11:16)
◆米国株、大幅高――ウォルマート・金融上昇でダウ319ドル高、ナスダック89ポイント高
13日の米株式相場は5日ぶりに大幅反発。ダウ工業株30種平均は前日比319ドル54セント高の1万3307ドル9セントで終えた。上げ幅は9月18 日以来の大きさ。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は89.52ポイント高の2673.65で終えた。ウォルマート・ストアーズが好決算を発表したことが好感されたほか、金融株に買い戻しの動きが続き、相場を押し上げた。
ウォルマートは売上高と一株利益が予想以上だったうえに利益見通しを引き上げた。ウォルマートは6%の大幅高。原油先物相場が大幅下落したことも消費関連株への買い安心感を誘ったとの声が聞かれ、ターゲットやメーシーズなど小売株に買いが膨らんだ。ここ数日、大きく売り込まれていたアップルやリサーチ・イン・モーションなどハイテク関連の一角も買い戻しが入った。
ゴールドマン・サックスは13日、経営幹部がクレジット市場の混乱に関連して多額の評価損計上は見込んでいないと言及したと伝わった。これが好感されゴールドマンは8%を超える上昇。住宅ローン関連証券の価値下落で10―12月期に30億ドルの評価損を計上する見込みと伝わったバンク・オブ・アメリカも5%上昇するなど、金融株は軒並み買われた。
午後に発表になった9月の仮契約住宅販売指数が前月比0.2%上昇となった。同指標の発表後からダウ平均は一段高となった。業種別S&P500種株価指数(全十業種)は「金融」の約5%高を筆頭に全十業種が上げた。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は2.3%高となった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約16億5600万株(速報値)、ナスダック市場は約27億株(同)だった。
ダウ構成銘柄では29銘柄が上昇。シティグループが約7%上げダウ銘柄で上昇率首位。JPモルガン・チェースの6.3%高で続いた。10月の住宅ローン実行額が前年比48%減少したと発表したカントリーワイド・ファイナンシャル、早朝発表の決算が予想以下だったホーム・デポも上昇。第4四半期の収益見通しを引き上げたと伝わったコーニングが急伸。
半面、デュポンがダウ銘柄で唯一下げた。前日夕に最高経営責任者(CEO)の交代を発表したアドビ・システムズが3%安となった。
〔NQNニューヨーク=荒木朋〕(07:47)
米国株、反発で始まる――ダウ上げ幅100ドル超、ウォルマート5%高
13日の米株式相場は反発で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時40分現在、前日比109ドル98セント高の1万3097ドル53セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同 38.33ポイント高の2622.46で推移している。朝方発表の8―10月期決算で一株利益が市場予想を上回ったウォルマート・ストアーズが堅調で相場を押し上げている。前日にダウ平均が約3カ月ぶりの水準に下げたことから、自律反発狙いの買いが入っている面もある。
ウォルマートは2008年1月期通期の一株利益見通しも市場予想を上回り、約5%上昇している。前日に急落したEトレード・ファイナンシャルは急反発している。
一方、売上高が市場予想に届かなかったホーム・デポは約1%安。前日夕に最高経営責任者(CEO)の交代を発表した文書処理ソフト大手アドビ・システムズが安い。
〔NQNニューヨーク=海老原真弓〕
◆ロンドン株13日 24.5ポイント高で終了 通信株が高い
【ロンドン=欧州総局】13日のロンドン株式相場は続伸。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ24.5ポイント高の6362.4で引けた。
石油株を中心に売りが優勢となって始まったが、好決算を発表した携帯電話サービスのボーダフォンと通信のケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)が相場をけん引し、昼前に上昇に転じた。午後もこの日の米株上昇を好感した買いが膨らみ、一段と値を上げた。
ボーダフォンはこの日発表した9月中間期決算で純利益が前年同期の45億4800万ポンドの赤字から33億2700万ポンドの黒字に転換。通期についても強気の見通しを示したのが買いを誘い、同13.7ペンス高(7.5%上昇)の195.7ペンスで終了した。
食品・日用品のユニリーバも、米ゴールドマン・サックスの投資評価引き上げを好感した買いが膨らみ上昇。同44ペンス高の1741ペンスで取引を終えた。
半面、石油株は軒並み下落。国際エネルギー機関(IEA)が世界の石油需要の見通しを引き下げたためで、ロイヤル・ダッチ・シェルはA株が同39ペンス安の1938ペンスでB株が同42ペンス安の1918ペンスだった。BPも同3.5ペンス安の583ペンスと下げた。(02:36)
ロンドン株寄り付き 続伸で始まる
【ロンドン=欧州総局】14日朝のロンドン株式相場は続伸。FTSE百種総合株価指数は午前9時15分現在、前日終値比81.8ポイント高の6444.2で推移している。(18:20)
◆ドイツ株13日 DAXは29ポイント安の7777
【フランクフルト支局】13日のフランクフルト株式相場は3営業日続落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比29.28ポイント安(0.38%下落)の7777.56だった。
機械・商用車のMANが3.7%と大幅下落。ダイムラー、VWはともに5営業日続けて下げた。電力のエーオンは7―9月期決算が市場予測を上回ったものの、終盤に売られた。ドイツポストは3営業日ぶりに下落。タイヤ大手のコンチネンタル、鉄鋼のティッセン・クルップも安かった。
一方、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアが3.1%上昇。不動産金融大手のヒポ・レアルも2%超の上げ幅。前日下げたドイツ取引所も買われた。
◆シンガポール株14日・大幅に5日ぶり反発 米株高好感、ハイテク株に買い
14日のシンガポール株式相場は大幅に5日ぶり反発。ST指数の終値は前日比49.44ポイント(1.42%)高の3524.91だった。前日の米株式相場が大幅に上昇したことを好感。米景気減速への懸念が薄れ、ハイテク株を中心に買いが入った。前日までの4日続落で自律反発期待が広がっていたことも支援材料となった。
朝方には3500台半ばまで上昇し、上昇率は2%を超えた。米ウォルマート・ストアーズの好決算などを受けて米景気に対する過度に悲観的な見方が薄れ、ハイテク株に支援材料となった。14日の中国株と香港株が大幅に上昇したことを受け、中国・香港系銘柄も軒並み上昇した。ただ、金融大手のDBSが朝高後に伸び悩むと、指数も上値は抑えられた。
クリエイティブT、チャータード、ベンチャー、Sテレコムが高く、香港ランド、ジャーディン・マセソン、ピープルズ・フードが買われた。半面、シンガポール航空、スターハブが安く、ジュロンテック、ハイフラックスが売られた。
〔NQN香港=太田孝治〕
◆香港株大引け・大幅続伸 上げ幅過去2番目の大きさ、ほぼ全面高
14日の香港株式市場でハンセン指数は大幅続伸。終値は前日比1362.66ポイント(4.90%)高の2万9166.01と、7日以来、1週間ぶりに節目の2万9000台を回復した。上げ幅は1998年2 月2日(1326ポイント)を上回り、過去2番目の大きさ。前日の米株急反発を受け、市場心理が大きく改善。きょうの中国株の急反発も好感され、指数は後場に一段高となった。
指数は寄り付きで前日終値(2万7803)に比べ約1000ポイント高い2万8000台後半に上昇。前日の米株式相場が小売大手の好決算を受けて急反発したことで、香港市場でも米景気減速懸念が後退した。銀行株中心に主力株に買いが先行。不動産株には米利下げ期待を背景にした買いも入った。
後場に入ると、中国株式市場で上海総合指数が今年最大の上げ幅で急反発したことを背景に、中国本土系銘柄がさらに上昇した。指数は後場中ごろに2万9000台を回復。大引けにかけてさらに上げ幅を広げ、この日の高値圏で引けた。
市場では「きょうの上げは中国などの上昇を材料にしたもの」(信誠証券アソシエイト・ディレクターのキングストン・リン氏)との指摘が出ている。リン氏は相場の先行きについても「2万9000台を維持できるかどうかは米国株の動向次第」と話した。香港のメーンボード(東証一部に相当)の売買代金は概算で1491億香港ドル。
ハンセン指数を構成する40銘柄のうち、下げたのは新世界発展と裕元工業の二銘柄のみ。中国石油化工は10%超、中国移動と華潤創業は9%超上げた。HSBC、香港取引所、長江実業、ハチソンが高く、中国建設銀行、リー&フォンが大幅高となった。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数は大幅続伸し、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数は5日ぶりに大幅反発。H株指数は6.8%高、レッドチップ指数は7.8%高と、ともにハンセン指数を上回る上昇率となった。
〔NQN香港=桶本典子〕
香港株寄り付き・大幅続伸――約1000ポイント高で推移、ほぼ全面高
14日前場寄り付きの香港株式市場でハンセン指数は大幅続伸。指数は寄り付きで2万8000台後半に上げ、一時は1100ポイント近く上昇した。その後も1000ポイント前後高い水準で推移している。前日の米株式相場の急反発を受けて米景気減速懸念が後退。このところ指数にさえない動きが目立っていただけに押し目買いが膨らみ、ほぼ全面高となっている。きょう前場の中国株式相場が上昇して始まったことも支援材料。
前日の米株式相場では世界最大の小売業、ウォルマート・ストアーズの好決算や原油先物価格の急落を材料に上昇。香港市場でも買い安心感から主力株に買いが先行している。米利下げと香港の銀行の貸出金利引き下げに対する期待も根強く、不動産株が軒並み上昇。前場の中国株式市場で銀行株に買い戻しが入っていることを背景に、金融株を中心に中国本土系銘柄も高い。ただ、前日に上げの目立った公益株の一角には出遅れる銘柄も出ている。
14日付の中国メディアが中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁のインタビュー記事で「穏やかで適度な引き締めを継続する」との発言を掲載。中国当局による早期の追加引き締めの可能性が引き続き意識されている。
HSBC、香港取引所、中国建設銀行、中国移動、中国石油化工が高く、長江実業、ハチソン、新鴻基地産が買われている。半面、香港電灯が売られている。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数は大幅続伸、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数は大幅反発して始まった。
〔NQN香港=桶本典子〕
◆上海株14日・5日ぶり急反発 自律反発狙い、上げ幅は今年最大
14日の中国株式市場で上海株式相場は五営業日ぶりに急反発。上海総合指数は前日比254.576ポイント(4.93%)高の5412.694だった。上げ幅は今年最大。前日までの4日続落で指数が8%近く下落した後とあって、値ごろ感を背景に自律反発狙いの買いが広がった。この日発表された強い経済指標で堅調な中国景気が改めて意識されたことも支援材料となり、幅広い銘柄に買いが優勢だった。
朝方に発表された10月の小売売上高は前年同月比18.1%増と、今年に入り最大の伸びを記録。同じく前場に発表された10月の国内70都市の住宅価格は同9.5%上昇し、上昇率が9月(8.9%)を上回った。堅調な国内の消費や不動産市況を手掛かりに、小売株や不動産株に収益拡大を期待した買いが膨らんだ。大手銀行株など時価総額上位株も堅調で、空運株は前日のニューヨーク原油先物相場の急落をきっかけに軒並み高となった。
一方、14日付の地元メディアでは「中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が、穏やかで適度な金融引き締め政策を継続していく姿勢を示した」と伝わった。このため中国人民銀行による早期の追加引き締めへの警戒感が意識され、指数は前場中ごろに前日終値(5158)近辺にまで伸び悩む場面もあった。もっとも、買い戻しの動きで底堅さを確認すると、指数は再び騰勢を強めた。
中国工商銀行、中国銀行、招商銀行が買われ、中国人寿保険、中国石油化工、上海国際港務、宝山鋼鉄が上昇した。半面、上海実業発展、科達集団、安徽雷鳴科化が下落した。
上海の米ドル建てB株相場は五営業日ぶりに大幅に反発。上海B株指数の終値は前日比14.730ポイント(4.46%)高の344.758だった。
〔NQN香港=早川亜美〕
上海株、大幅反発で始まる――1.7%高、銀行株などに買い先行
14日朝方の中国株式市場で、上海株式相場は大幅に反発して始まった。通常取引開始前の「プレオープニング」で上海総合指数は前日比1.71%高い5246を付けた。銀行株や空運株などに自律反発を期待した買いが先行している。
〔NQN香港=太田孝治〕
外為17時・円、株高受け111円台前半に大幅反落――対ユーロも反落
14日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに大幅反落。17時時点では前日の同時点に比べ1円26銭円安・ドル高の1ドル=111円35―38 銭近辺で推移している。前日の米株式相場に続いて、日本やアジアの株価も戻りを試したことで、投資家のリスク許容度が改善するとの見方が主要通貨に対する円売りを誘った。欧州市場での取引時間帯に入ると欧州投資家の円売りも加わり、円は対ドルで一時111円54銭近辺まで下げ幅を広げた。もっとも、急激な円高進行の前に当たる前週末の東京市場の水準である112円台には至っておらず、市場は引き続き株価にらみの神経質さがうかがえた。円の高値は110円 85銭近辺で、値幅は69銭程度。
円は対ユーロでも3営業日ぶりに大幅反落。17時時点では前日の同時点に比べ2円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=163円15―19銭近辺。投資家のリスク回避志向が和らぎ、円買いの持ち高を解消する動きが対ユーロでも強まった。ユーロが対ドルでも戻りを試したことが、対円でもユーロを押し上げた。
ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発。17時時点では前日の同時点に比べ0.0027ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.4649―52ドル近辺で推移している。米追加利下げ観測が根強いなか、株価の安定を背景に金利先高観があるユーロへの買いが優勢になった。〔NQN〕(17:31)
外為早朝・円、3日ぶり反落し111円台前半――対ユーロも反落
14日早朝の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落。1ドル=110円台後半で始まり、その後は111円台前半にじり安となった。前日のニューヨーク市場で株式相場が大幅に反発し、円売り・ドル買いがやや優勢になった流れを引き継ぎ、円は今週の最安値圏で始まった。前週末からの円高進行が急だったため、米株の下げ一服を受けて円買い・ドル売りの持ち高を整理する動きがみられる。もっとも、111円台半ばではドルの戻り売り意欲などがみられるため、今のところ円の下げ方は緩やかだ。8時30分時点では前日17時時点に比べ83銭円安・ドル高の110円92―95銭近辺。
円は対ユーロでも3営業日ぶりに反落して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ1円13銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=162円13―20 銭近辺。対ドルと同様に株の戻りを意識して、リスク許容度の低下一服を見込んだ円売りが対ユーロでも出やすくなっている。
ユーロは対ドルで小幅ながら3日続落して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ0.0004ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ= 1.4618―21ドル近辺。前日の海外市場の水準を引き継いでユーロが対ドルで安く始まった。ただ、投資家のリスクに対する萎縮姿勢がやや和らいだことで、相対的に金利先高観が強いユーロへの買い意欲もあり、下げ渋る場面が見られる。〔NQN〕(08:51)
人民元、14日基準値は7.4321元――前日基準値比で小幅安
中国人民銀行(中央銀行)は14日、中国外国為替市場での人民元レートの基準値となる「中間値」を1米ドル=7.4321元と発表した。前日の基準値(7.4309元)と比べると0.0012元の元安・米ドル高水準。前日の現地時間17時30分(日本時間18時30分)時点で、銀行間取引での人民元レートは7.4335―55元だった。
〔NQN香港=太田孝治〕(10:25)
本日のニュース一覧
- SGX日経平均先物・寄り付き 395円高の1万5430円で始まる (08:51)
- ロンドン株13日 24.5ポイント高で終了 通信株が高い (02:36)
- ロンドン株寄り付き 続伸で始まる (18:20)
- 外為10時・円、111円台前半で小動き――チャート上の下値メドを意識 (10:16)
- 外為12時・円、111円近辺に3日ぶり反落――対ユーロも反落 (12:21)
- 外為14時・円、111円前後で足踏み――輸出企業などが下値阻む (14:10)
- 外為17時・円、株高受け111円台前半に大幅反落――対ユーロも反落 (17:31)
- 外為9時・円、じり安――株価の戻りが重し、対ユーロは軟調 (10:16)
- 外為早朝・円、3日ぶり反落し111円台前半――対ユーロも反落 (08:51)
- 外国為替、対個人客売り相場・14日 (11:06)
- 株価指数先物・オプション・前引け 大幅高、米株反発で心理改善 (11:54)
- 株価指数先物・オプション・大引け 9日ぶり反発、高値引け (15:53)
- 新興市場14日・ジャスダック平均が10日ぶり反発――主力株は全面高 (15:56)
- 新興市場前引け・地合い改善で軒並み高――朝高後の上値は重い (11:16)
- 人民元、14日基準値は7.4321元――前日基準値比で小幅安 (10:25)
- 大口注文(東証・後場)パトライト492万株の買い越し (12:38)
- 大口注文(東証・前場)パトライト341万株、三菱自212万株買い越し (09:10)
- 東証10時・上げ幅300円超に拡大――1万5400円台回復 (10:12)
- 東証14時・高値圏で推移――アジア株高で買い安心感続く (14:08)
- 東証寄り付き・大幅反発で始まる――米株急反発、円相場下落で (09:21)
- 東証後場寄り・上げ幅やや拡大――アジア株高で買い安心感 (12:54)
- 東証前引け・大幅反発――米株高、円下落で1万5400円台回復 (11:17)
- 東証大引け・9日ぶり急反発――米株高好感、一時1万5500円台 (15:25)
- 日経平均先物、1万5400円で寄り付く――米株高や円安で安心感 (09:05)
- 日経平均先物、5日移動平均挟み推移――シカゴ清算値超えられず (09:45)
- 日経平均先物、一段高――大口買いで1万5500円に迫る場面も (10:29)
- 日経平均先物、後場は高値圏で推移 TOPIX先物も前場高値上回る (12:51)
- 日経平均先物、高値圏でもみ合う 1万5500円台の売り圧力強い (14:37)
- 日経平均先物、上昇幅拡大――心理的な節目の1万5500円台回復 (13:29)
- 日経平均先物、伸び悩み――1万5500円が上値抵抗線に (10:57)
- 日経平均先物、大幅反発で始まる――1万5400円を挟んで推移 (09:22)
- 日経平均大引け・9日ぶり急反発――米株高、円高一服を好感 (15:03)
- 日本株ADR・13日 米株高受け、上げ目立つ IIJ、松下大幅高 (08:03)
- 米国株、大幅高――ウォルマート・金融上昇でダウ319ドル高、ナスダック89ポイント高 (07:47
- 米国株、大幅反発――好決算のウォルマートや金融株が大幅高 (06:38)
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