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2007年12月 »
1日(日)
◆ロンドン株30日 83.4ポイント高で終了
【ロンドン=欧州総局】30日のロンドン株式相場は続伸。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ83.4ポイント高の6432.5で引けた。
米国の追加利下げ観測を背景に買いが先行。業界再編観測の広がる鉱業株を中心に幅広い銘柄で買いが膨らみ、午後に一時、6455.8と、約2週間ぶりの高値を付けた。
この日の鉱業株の上げを主導したのはベダンタ・リソーシズ。中国やインドの同業他社が買収を検討しているとの思惑が買いを誘い、同112ペンス高(5.1%上昇)の2304ペンスで終了した。
自社株買いを実施した生保のリーガル・アンド・ゼネラル(L&G)と石油のBPもしっかり。L&Gは同2.1ペンス高の129.7ペンス、BPは同2.5ペンス高の590ペンスで引けた。
半面、衛星放送のBスカイBは小幅下落。米ゴールドマン・サックスによる投資判断引き下げを嫌気した売りに押され、同9.5ペンス安の625ペンスで取引を終えた。(02:42)
◆ドイツ株30日 DAXは105ポイント高の7870
【フランクフルト支局】30日のフランクフルト株式相場は大幅続伸。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比105.33ポイント高(1.36%上昇)の7870.52だった。
DAXは米国での利下げ観測などを背景に、開始早々、7800を回復した。その後もじりじりと上げ幅を拡大し、三営業日続伸して取引を終えた。
ドイツ取引所が5.5%と大幅上昇。コメルツ銀行、鉄鋼のティッセン・クルップも4%超の上げ幅だった。旅行のTUIは前日に下げた反動で買われた。ヘンケル、ルフトハンザも高かった。
一方、売られたのは二銘柄のみ。流通のメトロはインフレ率の上昇が購買力の低下につながるとの見方から2.0%下落。電力のRWEも小安かった。(02:12)
◆今週の見通し・株式 需給改善、下値固める展開か
今週の株式相場は下値を固める展開か。米国の利下げ観測などを背景に需給が改善し、安心感が広がっている。ただ悪材料には引き続き敏感な地合い。為替相場の円高・ドル安や米景気の減速懸念の強まりをきっかけに、相場が乱高下する展開も予想される。
前週(11月26―30日)は日経平均株価が週間で791円(5.3%)上昇した。米国の利下げ期待が強まったほか、米大手銀のシティグループがアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資庁(ADIA)の出資受け入れを発表。金融市場の先行きに対する不安感が和らいだ。
米シカゴ市場で取引される日経平均先物12月物の週末の清算値が大証の終値を上回ったことから、今週は買い優勢で始まる可能性が高い。ヘッジファンドの換金売りが一巡する一方、海外の政府系ファンドの資金流入の期待が強まり、投資家心理は明るさを増してきている。「売られ過ぎてきた主力銘柄を中心に買い直す動き」(東洋証券の児玉克彦シニア・ストラテジスト)が続きそうだ。
もっとも前週の上昇ピッチの速さを警戒し、経済指標にらみの相場展開になるとの見方が多い。国内では3日に7―9月期法人企業統計が発表予定で、企業の設備投資意欲の強さが確認できれば相場の支えとなりそう。米景気の減速懸念は根強く、3日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)の11月の製造業景況感指数や、7日発表の11月の米雇用統計にも注目が集まる。
為替相場も注目材料。「1ドル=110円なら、2009年3月期も国内企業は増益」(T&Dアセットマネジメントの衣川明秀チーフ・ファンドマネージャー)との見方が相場を下支えしている。為替が円高傾向となれば、投資家は日本株売りに傾きそうだ。
株価指数先物中心の荒い値動きを予想する声もある。「前週の上昇過程で裁定買い残が増加した」(新光証券の三浦豊エクイティ情報部次長)。先物が下落すれば現物株に裁定解消売りが出かねない。
[12月2日/日本経済新聞 朝刊](07:00)
◆今週の見通し・NY株 雇用統計にらみ神経質な展開か
今週の米株式相場は7日発表の11月の米雇用統計をにらみ神経質な展開になりそうだ。雇用統計は、11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を直前に控え、米連邦準備理事会(FRB)が景況をつかむ上で最も重視しているとみられているからだ。
雇用統計の市場コンセンサスは雇用増加数が7万人、失業率は前月から1ポイント上昇の4.8%。雇用が予想以上に堅調なら市場関係者が期待する追加利下げを阻むことになるだけに、株式市場には波乱要因だ。
先週の株式市場は週初に大幅下落したもののその後は回復基調となり、1週間でダウ平均は3%上昇した。ただ、11月全体をみるとダウは4%下落と軟調な展開だった。
追加利下げをほのめかしたバーナンキFRB議長の発言や、米政府と大手金融機関が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の救済措置を協議しているとの報道などが相場上昇を後押しした。しかし、小売会社の業績悪化など経済のファンダメンタルズは引き続き弱い。市場の期待と経済の実勢とのずれが株価の乱高下を招いているようだ。(ニューヨーク=伴百江)
(07:00)
◆今週の見通し・為替 円高方向に進みやすく
今週の為替相場は円高方向に振れやすいとの予想が多い。先週は金融機関の損失拡大に対する不安がやや緩和し、円売り・ドル買いが優勢となる場面もあった。ただ、米国の景気減速懸念は強まっており、市場では引き続きドルが売られる展開になるとの見方が多い。市場参加者の予想は1ドル=106―112円に集まっている。
先週には米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が米景気の悪化に強い懸念を表明。11日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げに踏み切る可能性を示唆した。金利先安観は強まっており、ドル売りが続くだろう。
11月の米雇用統計が7日に発表される。先週末発表の10月の米個人消費支出は事前の市場予想を下回った。雇用環境も悪化していると、景気の減速懸念がいっそう高まってドル売りも加速するだろう。
3―4日には、カタールで湾岸協力会議(GCC)首脳会議が開かれ、主要産油国が通貨のドル連動(ペッグ)見直しを検討する。産油国のドル離れ観測が強まると、ドルが一段と売られる可能性もある。 (07:00)
NY円、反落――111円15―25銭、リスク許容度回復の思惑
【NQNニューヨーク=荒木朋】11月30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落。前日比1円25銭円安・ドル高の1ドル=111円15―25銭で取引を終えた。アジア・欧米株式相場が総じて上昇したことなどを受け、リスク許容度回復の思惑から円売り・ドル買いが優勢となった。円は一時111円 24銭と約2週間ぶりの安値を付けた。
前日夕の講演でバーンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が追加利下げの可能性を示唆したと受け止められ、アジアや欧州株が上昇。米国株も上昇して始まり、リスク許容度改善の思惑から円売り・ドル買いが出た。米政府と米大手金融機関が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の新たな救済措置を協議していると米紙が報じた。米金融市場の混乱が落ち着くとの思惑もドル買い安心感を誘った。
午前中ごろにドルが対ユーロで上昇の流れを強めると、対ドルの円売り圧力も強まった。対ユーロのドル上昇の背景は欧州中央銀行(ECB)が30日、通常よりも長めの資金を金融市場に供給すると発表したこと。ユーロ圏で米サブプライム問題に絡む信用リスク不安が高まっており、欧州の金利低め誘導の思惑が広がったという。市場では「短期的には相対的にドルが買われやすい地合いが続く可能性が高まった」(為替ディーラー)との声が聞かれた。
午後にかけて米国株が伸び悩み、円が買い戻される場面もあった。ただ、ドルの対ユーロでの上昇基調が続いたことで、取引終了にかけて円は対ドルで再び弱含んだ。午前発表の11月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が52.9と市場予想を上回った。内訳では雇用指数などの改善が目立ち、ドルの下支え材料になった面もある。
早朝発表された10月の米個人消費支出(PCE)は市場予想を下回った。物価指標の食品とエネルギーを除くコアPCEデフレーターの前年同月比上昇率はFRBが適当とする1―2%の範囲内に収まった。相場の反応は限られた。この日の円の高値は110円60銭。
円は対ユーロで反落。前日比70銭円安・ユーロ高の1ユーロ=162円75―85銭で取引を終えた。円は一時163円81銭まで売られたが、ユーロが対ドルで下落したことを受け、円は下げ渋った。
ユーロは対ドルで続落。前日終値の1ユーロ=1.47ドル台半ばから1.46ドル台前半に水準を切り下げた。一時1.4629ドルまで下げ、19日以来のユーロ安水準を付けた。高値は1.4774ドル。(09:23)
ロンドン外為30日 円は対ドルで反落
【ロンドン=欧州総局】30日のロンドン外国為替市場の円相場は反落。前日終値に比べ1円20銭円安・ドル高の1ドル=110円80―90銭で引けた。
この日の日経平均株価の上昇を背景に、投資家のリスク許容度が回復したとの思惑が拡大。円は110円台前半に下げて始まった。午後は対ユーロでのドルの急伸につられる形で円売り・ドル買いが加速。円は引け間際に一時、111円22銭と、ロンドン市場で2週間ぶりの安値を付けた。
円の対ユーロ相場も反落。同90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=162円85―95銭で終了した。
ユーロは対ドルで反落。同0.0090ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4680―90ドルで取引を終えた。
対円でのユーロ買いの影響で、午前中は1.47ドル台後半でもみ合い。午後は1.4750ドルを割り込んだところから損失確定のユーロ売り・ドル買いも活発となり、1.46ドル台後半までユーロ安・ドル高が進んだ。(09:23)
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