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2007年12月 »
12日(水)
◆東証大引け・反落、朝安後は下げ渋る――前日の米株急落を消化
12日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前日比112円46銭(0.70%)安の1万5932円26銭で、1万6000円の大台を割り込んだ。
11日の米国株急落を嫌気した売りが重しになったが、後場中ごろから急速に下げ幅を縮小する展開。底堅さを好感した好業績銘柄への押し目買いのほか、買い戻しも下げ渋りにつながった。軒並み安で始まった主力株も、ハイテクや鉄鋼、大手銀行など一時上げに転じる銘柄が見られた。東証株価指数(TOPIX)も反落した。
米連邦準備理事会(FRB)が11日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利と公定歩合の0.25%引き下げを決めたものの、0.5%幅の利下げへの期待もあったことから、出尽くし感や利下げ幅が物足りないとして米国株相場は急落した。東京市場でも幅広い銘柄に売りが先行、アジア株安も重しになり、後場寄り付き直後に日経平均の下げ幅は344円まで拡大する場面があった。
ただ、米国株安は利益確定売りの範囲内として比較的早く消化されたほか、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)でナスダック100株価指数先物が高く推移したことから、12日の米国株の戻りに期待する声が聞かれた。円相場が午後に入り朝方に比べてやや弱含んだことや、商社や石油など資源関連株の堅調な推移、新興株式相場の上昇なども投資家心理を改善させたという。
東証1部の売買代金は概算で2兆5437億円、売買高は21億1813万株。東証1部の値下がり銘柄数は838、値上がり銘柄数は753、変わらずは132だった。
三菱UFJ、みずほFG、三菱商、三井住友FG、トヨタ、キヤノン、コマツ、三井不、ホンダ、ソフトバンク、住友鉱、野村、NTTドコモ、武田が売られた。前日売り気配で終えたIHIは10日終値比で急落し、売買高は2億株超の大商い。きょう東証1部指定となったディーエヌエが売買を伴って大幅下落。半面、ソニー、三井物、伊藤忠、丸紅、NTTが買われ、サイボウズは値幅制限の上限(ストップ高)で比例配分された。新日鉄は横ばい。
東証2部株価指数は小幅に5日続伸。後場に上げに転じた。オリコ、サーボ、泉州電が買われ、ラオックス、日精機、中央電が売られた。STECH、中外鉱、ソディックは横ばい。〔NQN〕(16:39)
東証14時・下げ幅を縮小――底堅さを好感、買い戻しも断続的に
12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小。下げ幅は200円を切り、1万5800円台後半と安い水準ながらきょうの高値圏で推移している。
後場寄り付き後にアジア株安などを背景に下げ幅を拡大する場面もあったが、下値を売り込む動きは続かなかったことで、徐々に底堅さを好感した押し目買いが優勢になってきた。きょうの急落を見込んで先物を売っていた参加者による買い戻しも断続的に入っているもよう。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋っている。
前日の米株急落を受けた売りが朝方で一巡したことから、一方的な下振れ懸念が後退しているようだ。新興市場の主力株が軒並み高となっているほか、好業績期待の強い商社など一部の銘柄が堅調に推移していることも、投資家心理を改善させているとみられる。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8616億円、売買高は15億8033万株。東証1部の値下がり銘柄数は1038まで減少している一方、値上がり銘柄数は540と増えてきた。変わらずは143。
三菱UFJ、ソニー、三菱商、みずほFG、ディーエヌエ、三井住友FG、トヨタ、新日鉄、キヤノン、コマツ、ホンダ、住友鉱、三井不、ソフトバンクなど主力株は引き続き軒並み安いものの、下げ渋る銘柄も散見される。三井物、丸紅、伊藤忠、NTT、松下、住友商、ニチアス、大平金がしっかり。〔NQN〕 (14:09)
東証後場寄り・安値もみ合い――アジア株急落で買い見送り気分
12日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はきょうこれまでの安値圏でもみ合い。下げ幅は300円を超える場面があり、1万5700円台前半で推移している。
取引が始まっているアジア株が全面安となっていることが重しになり、再び買い見送り気分が強まっているもよう。時価総額上位の主力株は引き続き軒並み安の展開となっている。東証株価指数(TOPIX)も安い。
11日の米株式相場の急落を受けた売りは朝方で一巡し、その後はやや下げ渋る場面もあったが、現時点で急速に下げ幅を縮小するような動きはみられない。海外株式相場や円相場など外部環境の不透明感はぬぐえていないことから、買いは12日の米株式相場が落ち着くかどうかを見極めてからでも遅くないといった雰囲気が強いようだ。
後場寄り付き前の大口成り行き注文は売りが3310万株、買いが980万株で、差し引き2330万株の売り越しだった。
前引け後の東証の立会外取引でバスケット取引は611億円が成立した。市場では「売り買い注文はほぼ均衡している」との声が聞かれ、特に相場全体への影響は出ていないという。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2876億円、売買高は11億1024万株。東証1部の値下がり銘柄数は1239、値上がり銘柄数は366、変わらずは116。
三菱UFJ、ソニー、みずほFG、ディーエヌエ、三井住友FG、トヨタ、キヤノン、新日鉄、コマツ、ホンダ、住友鉱、武田、ソフトバンク、三井不など主力株は総じて安い。IHIは10日終値比で急落しており、売買高は既に1億5000万株程度に達している。一方で商社株は底堅い展開となっており、三菱商や三井物が下げ渋っているほか、伊藤忠や丸紅はしっかり。松下、富士通、ニチアスも高い。〔NQN〕(12:54)
東証前引け・米株安嫌気し大幅に反落――朝安後はもみ合い続く
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落。前引けは前日比294円85銭(1.84%)安の1万5749円87銭で、前日に回復したばかりの1万6000円の大台を再び割り込んだ。
11日の米株式相場の大幅安を嫌気した売りが優勢で、前場を通じて安い水準で推移した。朝方の売り一巡後は底堅さもみられたが、急速に下げ幅を縮小するような動きは続かず、主力株は軒並み安の展開だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。
米連邦準備理事会(FRB)が前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利と公定歩合を0.25%引き下げることを決めたが、織り込み済みだったうえ、一部で0.5%の利下げ期待もあったため、米国株は失望売りで大幅に下落。東京市場でも、時価総額上位銘柄を中心に売りが先行し、日経平均の下げ幅は343円まで拡大する場面があった。ただ、日経平均先物12月物は前日のシカゴ市場での清算値(1万5615円)を下回ることはなく、一段の下値は限定的。米追加利下げの思惑が残っていることや、国内企業業績がおおむね良好なことによる値ごろ感などが下支え要因になったという。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1136億円、売買高は9億5864万株。東証1部の値下がり銘柄数は1292、値上がり銘柄数は299、変わらずは123だった。
三菱UFJ、ソニー、三菱商、みずほFG、三井住友FG、トヨタ、キヤノン、新日鉄、三井物、コマツ、住友鉱、ホンダ、ソフトバンク、武田、三井不など主力株は軒並み下落した。前日に売り気配で終えたIHIは10日終値比で大幅安。きょうから東証1部指定となったディーエヌエは売買を伴って急落した。半面、伊藤忠、丸紅、ニチアス、大平金が逆行高。サイボウズは買い気配となっている。
東証2部株価指数は反落したが、朝安後は下げ渋った。ラオックス、STECH、日精機、中央電、ソディック、日立システムが売られ、オリコ、サーボ、泉州電が買われた。〔NQN〕(11:17)
東証10時・安い水準でもみ合い――朝方の売り一巡、底堅さも
12日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は安い水準でもみ合っている。1万5700円台半ばで推移している。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%幅の利下げに失望した米株の大幅安を受けた朝方の売りは一巡しており、安いながらも落ち着きは取り戻している。
底堅さを好感した買いも入っているようで、朝安後上げに転じる銘柄も散見される。東証株価指数(TOPIX)もやや下げ渋り。
FOMCで決まった政策金利と公定歩合の0.25%引き下げについては、一部で0.5%の思惑もあっただけに、株式市場では出尽くし感や「物足りない」との見方につながり、日経平均は朝方、下げ幅を300円超に拡大した。ただ、前日まで過度な期待感から国内外とも株高傾向が鮮明だったため、ある程度の下落は想定の範囲内との声も多い。国内の企業業績や景気はおおむね堅調なうえ、円高進行が一服していることも押し目買いにつながっているようだ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7355億円、売買高は6億3768万株。東証1部の値下がり銘柄数は1383、値上がり銘柄数は224、変わらずは107となっている。
三菱UFJ、ソニー、三菱商、三井住友FG、みずほFG、トヨタ、新日鉄、キヤノン、三井物、武田、ホンダ、住友鉱が売られている。前日に売買停止開始後、売り気配で終えたIHIは10日終値比で大幅安で売買が成立した。きょう東証1部指定となったディーエヌエは売買を伴って続落している。半面、ニチアス、大平金、富士通、第一三共がしっかり。
東証2部株価指数は反落。STECH、中央電、ソディックが売られ、オリコ、サーボが買われている。〔NQN〕(10:13)
東証寄り付き・大幅反落で始まる――米0.25%利下げと米株急落で
12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落して始まった。前日に回復した1万6000円の大台を大きく割り込み、1万5700円台での推移。下げ幅は300円超に達している。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利下げ幅に失望した11日の米株式相場の急落を嫌気した売りが幅広い銘柄に先行しており、全面安の展開。売り気配のまましばらく寄り付かない主力株も目立つ。東証株価指数(TOPIX)も大幅に反落。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は294ドル安、ナスダック総合株価指数は66ポイント安とそろって急落した。米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで政策金利と公定歩合をともに0.25%引き下げることを決めたが、織り込み済みだったうえ、特に公定歩合については0.5%の利下げの思惑もあっただけに、米景気減速や信用収縮を懸念した失望した売りが膨らんだ。外国為替市場ではリスク回避目的の円買いで円相場が1ドル=110円台後半まで上昇していることも逆風になっており、ハイテクや自動車、大手銀行株などは軒並み安の展開。上げは外部環境に左右されにくい内需関連などの一部にとどまっている。
東証寄り付き前の大口成り行き注文は売りが7480万株、買いが3000万株で差し引き4480万株の売り越し。寄り付き前の外国証券13社を通じた注文状況(市場筋推計)は売りが2490万株、買いが1560万株で差し引き930万株の売り越しだった。
ソニー、三菱商、三菱UFJ、NTTドコモ、トヨタ、キヤノン、みずほFG、三井物、ソフトバンク、武田、NTT、新日鉄、伊藤忠、コマツ、松下などがそろって下落。大日印、NTTデータが小じっかり。〔NQN〕(09:24)
◆新興市場12日・ジャスダック平均が反落――マザーズ・ヘラクレスは上昇
12日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反落。大引け(確報)は前日比5円72銭安の1765円33銭だった。日経平均株価が一時大幅に下落したことが重しとなった。ただ、後場は日経平均が下げ渋ったため、ジャスダック市場で主力株を中心に買い直す動きが広がり、ジャスダック平均は底堅さをみせた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で360億円、売買高は2292万株だった。ウェブマネー、マクドナルド、テレウェイヴ、インテリ、竹内製作所が下落した。半面、ユビキタ、楽天、イートレード、MICメディ、JCOMが上昇。新規上場した東山フイルムは公開価格を50%上回る1050円で初値を付けたが、大引けは920円まで水準を切り下げた。主力銘柄で構成するJストック指数は4営業日ぶり反発。
東証マザーズ指数は続伸。終値は前日比8.85ポイント高の886.66だった。前引け時点では下落していたが、後場にネット株が物色されたことが上昇に寄与した。ミクシィやngiが後場に上昇に転じたほか、サイバー、ACCESS、ネットプラも買われた。一方、GCA、OTS、エヌピーシー、ベリサーブが売られた。上場2日目のスタートトゥは荒い値動きとなり、下落して取引を終えた。
大証ヘラクレス指数は4日ぶり反発。終値は前日比17.86ポイント高の1321.54だった。デジアーツ、ぐるなび、シナジー、大証、マネパが買われた。半面、行使価格の修正条項付新株予約権(MSワラント)の第三者割り当てが嫌気されたZENTEKが値幅制限の下限(ストップ安)まで売られたほか、ダヴィンチ、ASSET、タボリナクス、ナチュラムが下落した。〔NQN〕(15:50)
新興市場前引け・ジャスダック平均が反落――日経平均下落で心理悪化
12日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は小反落。前引け(11時1分現在)は前日比3円10銭安い1767円95銭だった。日経平均株価が大幅安の展開となったことで投資家心理が悪化し、時価総額上位銘柄を中心に売られた。ただ、「年末年始に中小型株が高くなるという経験則への期待がある」(国内証券)ことなどを背景に、朝安後は下げ渋った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で175億円、売買高は1436万株だった。ウェブマネー、楽天、マクドナルド、テレウェイヴ、インテリが下落。半面、ユビキタ、MICメディ、MTI、YOZAN、プロデュースが上昇した。主力株で構成するJストック指数は続落。新規上場した東山フイルムは公開価格を50%上回る1050円で初値を付けたが、前引けは920円だった。
東証マザーズ指数は反落。前引けは前日比8.08ポイント安の869.73だった。ミクシィ、ngi、スタートトゥ、ソネット、CCIが売られた。半面、サイバー、ネットプラ、フルスピード、Vテク、eまちタウンが買われた。
大証ヘラクレス指数は小幅続落。前引けは前日比2.31ポイント安の1301.37だった。行使価格の修正条項付新株予約権(MSワラント)の第三者割り当てが嫌気されたZENTEKが急落したほか、ダヴィンチ、ASSET、タボリナクス、ナチュラムも安かった。半面、大証、ぐるなび、シナジー、日本通信、ハドソンが上昇した。〔NQN〕(11:29)
◆米国株、ダウ5日ぶり反落で294ドル安――ナスダック66ポイント安 FRB決定で
【NQNニューヨーク=千田浩之】11日の米株式相場は大幅安。ダウ工業株30種平均は五営業日ぶりに反落し、前日比294ドル26セント安の1万 3432ドル77セントで終えた。ナスダック総合株価指数は反落し、同66.60ポイント安の2652.35で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが小幅にとどまったことが市場の失望を誘い、売りが膨らんだ。
FRBは午後2時15分過ぎに、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利と公定歩合をそれぞれ0.25%引き下げることを決めたと発表した。利下げ幅はほぼ市場の予想通りだったが、一部では0.5%の大幅利下げ期待もあったため、発表を受けて売りが膨らんだ。声明文が今後の利下げを強く示唆しなかったと受け止められたことも、売り材料となった。
FRBの発表前は株価は小高く推移していた。前日夕にテキサス・インスツルメンツ(TI)が予想を上回る10―12月期の収益見通しを発表したことを好感し、朝方は半導体株を中心にハイテク株が堅調だった。
業種別S&P500種株価指数は「通信サービス」以外の九業種が下落。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引で15億5119万株(速報値)。ナスダック市場は21億983万株(同)だった。
ローン関連の巨額損失を計上する見込みとなり、減配や増資を発表したワシントン・ミューチュアルが12%超下落。10―12月期の業績に慎重な見方を示したと伝わった米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)も急落し、金融株は全般に軟調だった。新型航空機の納入時期が遅れるリスクが意識されたボーイングも安い。アナリストが投資判断を引き下げたスターバックスが大幅安。見通しが市場予想を下回ったゼネラル・エレクトリック(GE)が売られた。
半面、増配や自社株買いを発表すると同時に、先行きに対して強気な見通しを示したと伝わったAT&Tが4%超上昇。TIは小幅高で終えた。(13:07)
米国株、続伸で始まる FOMC利下げ期待相場下支え、様子見ムードも
【NQNニューヨーク=横内理恵】11日の米株式相場は小幅続伸して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比25ドル 77セント高の1万3752ドル80セント。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同6.24ポイント高の2725.19で推移している。連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が相場を下支えしているものの、午後に発表となる声明の内容などを見極めたいとして様子見ムードが強い。
前日夕、10―12月期一株利益見通しのレンジの下限を引き上げたテキサス・インスツルメンツ(TI)が上昇。増配や追加の自社株買いを発表した通信最大手AT&Tは大幅高。増配を発表したボーイングが小高い。ボーイングは納入が遅れている新中型機「787」(ドリームライナー)の生産進ちょく状況などについて日中にアナリスト説明会を行うと伝わっている。
前日夕に増資や減配、住宅ローン事業の縮小を発表した貯蓄金融機関(S&L)最大手のワシントン・ミューチュアルが急落。証券会社が投資判断を引き下げたと伝わったスターバックスも安い。薄型テレビ向け集積回路などを手掛ける米ジェネシス・マイクロチップを買収すると発表した欧州半導体大手STマイクロエレクトロニクスには売りが先行している。英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が、9月末と比べて傘下の投資会社ストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)の残高を大きく減らしたと報じたシティグループは小幅安。(11日 23:57)
米国株、大幅安――FRBの決定に失望
【NQNニューヨーク=千田浩之】11日の米株式相場は大幅安。ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比294ドル26セント安の1万 3432ドル77セント(速報値)で終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)は政策金利と公定歩合をともに0.25%引き下げると決定した。ほぼ市場の予想通りだったが、特に公定歩合の0.5%引き下げを期待する声が強まっていたこともあり、発表後に失望売りが膨らんだ。
ナスダック総合株価指数は反落し、前日比66.60ポイント安の2652.35で終えた。(06:16)
米、0.25%追加利下げ・FF年4.25%、経済減速に懸念
【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)は11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き下げ、年4.25%とすることを賛成多数で決定、即日実施した。金融機関向けの貸出金利である公定歩合も 0.25%引き下げ、年4.75%とした。
FF金利の引き下げは9月18日のFOMCから3回連続。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した金融不安が悪化し、米景気の下振れリスクが高まっているため、追加利下げに踏み切った。
FOMC終了後の声明はここにきて金融市場の緊張が高まり、米経済も減速しているとの懸念を表明した。「必要に応じて行動する」と述べ、今後の状況次第では追加利下げも辞さない姿勢を示した。 (04:27)
◆ロンドン株10時 銀行株が安い
【ロンドン=欧州総局】12日午前のロンドン株式相場は続落。FTSE百種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ35.7ポイント安の6501.2で推移している。
前日の米国株、この日のアジア株の下落を映して売りが大きく先行して始まった。一時6429.5まで下げたが、その後、米追加利下げ観測などから買い戻しも入り、下げ幅を縮めている。現在の値下がり銘柄は77。
銀行のノーザン・ロックは6.13%下落している。米投資会社が同社の買収合戦から身を引いたと英紙が報道したことが嫌気されている。バークレイズ、ロイズTSBなどの銀行株も安い。
金鉱のリオ・ティントは2.75%下落。同社の買収に関心を示しているBHPビリトンとの交渉が難航していることが嫌気されている。BHPビリトンは2.87%下落。その他の鉱業株の多くも売られている。
半面、菓子・飲料のキャドバリー・シュウエップスは、目標株価が引き上げられたことが好感され、1.27%上昇している。(19:59)
ロンドン株寄り付き 続落で始まる
【ロンドン=欧州総局】12日朝のロンドン株式相場は続落。FTSE百種総合株価指数は午前9時15分現在、前日終値比57.0ポイント安の6479.9で推移している。(18:20)
ロンドン株11日 28.5ポイント安で終了
【ロンドン=欧州総局】11日のロンドン株式相場は反落。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ28.5ポイント安の6536.9で引けた。
銀行株や不動産株を中心に売りがやや先行した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に様子見ムードも強く、動きは小幅にとどまった。値上がり銘柄は62。
前日買われた銀行株の多くがこの日は売られた。シティグループなどが目標株価を引き下げたロイズTSBは同5.75ペンス安の498.75ペンス。バークレイズは同13ペンス安の556ペンス、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドは同16.7ペンス安の473.25ペンスといずれも下げた。
不動産のブリティッシュ・ランドは同39.5ペンス(4.06%)安の933.50ペンス。同業のハマーソンも同22ペンス安の1074ペンスと売られた。
金属相場の下落からアングロ・アメリカン、リオ・ティントなど鉱業株の多くも安かった。ただ、エクストラータは同82ペンス高の3738ペンスと買われた。M&A(合併・買収)に前向きな姿勢を示していると英紙が報道し、リーマン・ブラザーズが目標株価を引き上げたことが好感された。
(12/12 3:12)
◆ドイツ株11日 DAXは23ポイント安の8009
【フランクフルト支局】11日のフランクフルト株式相場は反落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比23.94ポイント安(0.3%下落)の8009.42だった。
DAXは欧州経済研究センター(ZEW)発表の12月の独景気予測指数が市場予想を下回ったことから、下げに転じた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて様子見ムードも強い。
電力のRWEが2.8%下落。コメルツ銀行も4営業日ぶりに下げた。シーメンスは1.4%下落。ドイツ取引所、不動産金融大手のヒポ・レアルも安かった。
一方、機械・商用車のMANが2.0%上昇。SAP、VW、タイヤ大手のコンチネンタルも高かった。
(12/12 1:56)
◆シンガポール12日・大幅反落――ほぼ全面安、後場は下げ渋る
【NQN香港=桶本典子】12日のシンガポール株式相場は大幅に反落。ST指数の終値は前日比39.78ポイント(1.10%)安の3549.25だった。前日の米株の大幅安を嫌気した。米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅が0.25%にとどまったため失望感が広がり、ほぼ全面安となった。
指数は寄り付きで3500台前半に下落した。米利下げについては、シンガポール市場でも0.5%引き下げを期待する声が多かったため、銀行株や不動産株に失望売りが目立った。中国を含めアジアの主要な株式相場がおおむね軟調で、中国・香港系銘柄にも売りが出た。もっとも下値では割安感が意識され、不動産投資信託(REIT)や小売株の一角に押し目買いが入ると、後場はやや下げ渋った。市場では「シンガポールの銀行は米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連の損失は小さく、シンガポール域内での融資の伸びも順調」(地元証券会社)として、銀行株に対する米株下落の影響は短期間にとどまるとの声が聞かれた。
DBS、UOB銀行、シンガポール航空がさえず、シティディベロ、ジュロンテック、ピープルズ・フードが売られた。半面、サンテックREIT、キャピタモールが上げ、タイビバレッジ、Sテレコムが買われた。
(12/12 18:55)
◆香港株大引け・急反落 不動産に売り、貸出金利引き下げも反応薄
【NQN香港=太田孝治】12日の香港株式市場でハンセン指数は急反落。終値は前日比705.78ポイント(2.41%)安の2万8521.06だった。11日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅が0.25%にとどまり、同日の米株式相場が大幅安となったことを嫌気した。中国で銀行融資の抑制など追加的な景気引き締め懸念が高まっていることも、売り材料となった。
11日のFOMCでは、政策金利であるフェデラル・ファンド(FF)金利と公定歩合の0.25%引き下げを決定。市場では0.5%の利下げを期待する声も出ていただけに失望感が広がり、金利に敏感な不動産株が軒並み大幅に下げた。米利下げが小幅だったことで米国の信用リスク問題の長期化が警戒され、銀行株にも売りを誘った。
後場に入ると、ハンセン銀行やHSBCなど一部銀行がプライムレート(最優遇貸出金利)の0.25%引き下げを決めたことが伝わった。もっとも、「米利下げに伴う貸出金利引き下げは織り込み済み」との見方から不動産株への買いは限られ、指数は後場も軟調に推移した。香港のメーンボード(東証一部に相当)の売買代金は概算で 1172億香港ドル。
ハンセン指数を構成する43銘柄のうち、上昇した香港鉄路と横ばいのキャセイを除く41銘柄が下落。信和置業、恒隆地産、新世界発展の下げが目立ち、中国建設銀行、中国工商銀行、招商局国際、華潤創業に売りが膨らんだ。
中国の製紙会社、中国陽光紙業が12日、香港市場に新規上場した。初値は6.500香港ドルと、公開価格(6.000香港ドル)を8.3%上回った。終値は公開価格比2.8%高の6.170香港ドルだった。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数が、ともに大幅に反落した。
(12/12 17:56)
香港株前引け・大幅に反落――全面安、米小幅利下げに失望感
【NQN香港=太田孝治】12日前場の香港株式市場でハンセン指数は大幅に反落。前引けは前日比676.52ポイント(2.31%)安の2万8550.32だった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅が0.25%にとどまり、米株式相場が大幅に下落したことを嫌気した。中国で追加的な景気引き締め策実施への警戒感が強まっていることも相場の重しとなった。
指数の下落率は一時3%を超え、2万8300台に下げる場面があった。前日の香港市場ではFOMCでの0.50%の利下げを期待する見方も出ていただけに、失望感から不動産株が下落。小幅な利下げにとどまったことで、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題への懸念が再燃することが警戒され、英系や香港系の銀行株にも売りが膨らんだ。
12 日付の中国紙は「中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が、年明けの銀行融資の急増に注意する姿勢を示した」と報道。追加的な金融引き締め策への警戒感が高まり、中国本土系銘柄も軒並み大幅に下げた。長江実業とハチソンが中国本土系海運株を売却したと伝わったことも、中国本土系銘柄の先行き不透明感につながった。香港のメーンボード(東証一部に相当)の売買代金は概算で698億香港ドル。
ハンセン指数を構成する43銘柄のうち、中国銀行(香港)と香港鉄路を除く41銘柄が下落。恒隆地産、ヘンダソンランド、信和置業が大幅に下げ、HSBC、中国移動、中国人寿保険、中国工商銀行が商いを伴って下落した。
中国の製紙会社、中国陽光紙業が12日、香港市場に新規上場。初値は公開価格(6.000香港ドル)比8.3%高い6.500香港ドル、前場終値は同2.7%高い6.160香港ドルだった。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数が、ともに大幅に反落した。
(12/12 14:11)
香港株寄り付き・大幅に反落して始まる――米株急落を嫌気
【NQN香港=太田孝治】12日前場寄り付きの香港株式市場でハンセン指数は大幅に反落して始まった。指数の下げ幅は700ポイントを超え、2万8500台で推移している。11日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅が0.25%にとどまり、米株式相場が急落したことを嫌気した。不動産株や銀行株に売りが先行している。12日朝方の中国株式相場が下落していることを受け、中国本土系銘柄も軟調に推移している。
ハンセン指数は寄り付きで2万8600台に下落。10日移動平均(11日終値時点で2万8751)と50日移動平均(同2万8750)といったチャート上の節目を下回ったため投資心理が一段と悪化した。12日付の香港紙各紙で、有力財閥を率いる李嘉誠氏が経営するハチソンや長江実業による中国本土系銘柄の売却が伝わったことも、中国本土系銘柄の売り材料となっている。
信和置業、ヘンダソンランド、長江実業、HSBC、東亜銀行、中国銀行(香港)が大幅に下げ、中国平安保険、中国人寿保険、招商局国際、シノペックに売りが目立つ。半面、裕元工業が高い。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数が、ともに大幅に反落している。
(12/12 11:35)
◆上海株12日・大幅に4日ぶり反落――引き締め警戒、銀行株に売り
【NQN香港=桶本典子】12日の中国株式市場で上海株式相場は大幅に四営業日ぶりに反落。上海総合指数の終値は前日比79.533ポイント(1.53%)安の 5095.543と、7日以来、三営業日ぶりに5100を下回った。景気過熱を示す経済指標の発表が相次いだことを受け、中国当局による景気引き締め策実施への警戒感が高まった。銀行株と不動産株が下落。主力株を中心に幅広い銘柄に売りが広がった。
12日付の中国紙は、「中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が、年明けの銀行融資の急増に注意する姿勢を示した」と報道。人民銀は前日の大引け後に個人向け住宅融資の管理強化を発表しており、銀行株には金利収入の減少を懸念した売りが出た。
中国国家統計局が現地時間午前10時(日本時間午前十一時)に発表した11月の小売売上高は前年同月比18.8%増と、増加率は10年ぶりの伸びとなった 10月の18.1%を上回った。前日発表の11月の消費者物価指数(CPI)とあわせて景気過熱が意識された。一方、食品株や小売株の一角には小売売上高の増加が買い材料となった。
中国工商銀行、中国銀行、中国人寿保険が売られ、上海新黄浦置地、中国石油化工、中国連合通信がさえなかった。半面、貴州茅台酒、青島ビールが高く、黄山旅游発展、上海3毛企業が買われた。
コンテナ輸送会社で香港市場に既上場の中海集装箱運輸がきょう12日、上海の人民元建てA株市場に新規上場。初値は公開価格(6.62元)比60.4%高の10.62元、終値は11.57元だった。
上海B株指数は続落。終値は前日比1.309ポイント(0.36%)安の358.979だった。
(12/12 16:50)
上海株、前引けは急反落 2%安、景気引き締め策への警戒高まる
【NQN香港=太田孝治】12日前場の中国株式市場で、上海株式相場は急反落。前引けの上海総合指数は前日比104.691ポイント(2.02%)安の 5070.385だった。銀行株が軒並み大幅に下落。12日付の中国紙は、「中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が、年明けの銀行融資の急増に注意する姿勢を示した」と報道。このため、銀行融資の抑制など追加的な景気引き締め策実施に対する警戒感が一段と高まった。
現地時間10時(日本時間11時)に発表された中国の11月の小売売上高は前年同月比18.8%増で、約10年ぶりの高い伸びを記録した10月(18.1%増)をさらに上回った。発表を受けて小売株は軒並み上昇。しかし、景気過熱への警戒感が高まり、銀行株には売り材料となった。
上海米ドル建てB株指数は続落。前引けは前日比1.937ポイント(0.53%)安の358.351だった。
(12/12 13:18)
上海株、反落で始まる――0.5%安、銀行株などに売り先行
【NQN香港=太田孝治】12日朝方の中国株式市場で、上海株式相場は反落して始まった。通常取引開始前の「プレオープニング」で上海総合指数は前日比0.51%安い5148を付けた。銀行株や鉄鋼株、不動産株などに売りが先行。前日に発表された中国の11月の消費者物価指数(CPI)が大幅に上昇したことを受け、中国人民銀行(中央銀行)による追加利上げ観測が強まっており、株式相場に重しとなっている。
(12/12 10:49)
外為17時・円、6日ぶり反発し111円台前半――対ユーロでも上昇
12 日の東京外国為替市場で円相場は6営業日ぶりに反発。17時時点では前日の同時点に比べて62銭円高・ドル安の1ドル=111円23―26銭前後で推移している。前日の米株安を受けてリスク回避目的の円買い・ドル売りやドル以外の通貨に対する円取引(クロス円取引)で円買いが膨らんだ流れを引き継いだ。午後に入り日経平均株価が下げ渋ったことから、クロス円取引を中心に短期筋が利益確定目的の円売りを出し、円は対ドルでも伸び悩む場面があった。市場では中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が「強いドルを支持する」と述べたことが一部通信社を通じて伝わったことで、ドル買いが膨らんだとの指摘があった。円は17時過ぎに111円38銭前後まで売られる場面があった。
朝方から買いが先行した。米連邦準備理事会(FRB)が前日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利と公定歩合をともに0.25%引き下げることを決めた。ただ、市場の一部では公定歩合は 0.50%引き下げられるとの見方があったため、米株式相場が大幅安となった。市場参加者のリスク許容度が低下するとの観測から、前日のニューヨーク市場で円買い・ドル売りが優勢だった流れを引き継いだ。円は朝方に110円64銭前後まで買われる場面があった。
円は対ユーロでも4営業日ぶりに反発。17時時点では1ユーロ=163円47―50銭前後と前日の同時点と比べ1円22銭の円高・ユーロ安水準で推移している。米株安を受けて、リスク資産を圧縮する目的の円買い・ユーロ売りが優勢だった前日の海外市場の流れを引き継いだ。もっとも、午後に株式相場が底堅く推移したことなどから、短期筋の利益確定目的の円売り・ユーロ買いが出て円は伸び悩んだ。
ユーロの対ドル相場は4営業日ぶりに反落。17時時点では0.0024ドルのユーロ安・ドル高水準の1ユーロ=1.4697―1.4700ドル前後で推移している。FRBの利下げが小幅にとどまったことから、米欧金利差が一段と縮小すると見込んでいた市場参加者が持ち高整理のユーロ売りを進めた。リスク回避姿勢が強まり、対円でユーロが売られたことも重しとなった。その後は、対円でユーロが下げ渋ったことを受けて対ドルでもやや下げ幅を縮小した。〔NQN〕
(12/12 17:32)
外為14時・円、110円台後半で一進一退――様子見気分強い
12 日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=110円台後半で一進一退の展開となっている。14時時点では前日17時時点に比べ92銭円高・ドル安の 110円93―96銭前後で推移している。前日の米株安を受けて日経平均株価をはじめアジアの主要な株価指数が軒並み下落しており、リスク資産を圧縮する目的の円買い・ドル売りが円相場を支えている。一方、日経平均が後場に入り下げ幅をやや縮小していることから、上値を追うような動きも限られている。市場では「前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定後の短い時間で米株式相場が下落した。このため、12日の米株式相場の動きを見極めたい」(国内信託銀行)との声があり、様子見気分が強くなっている。〔NQN〕
(12/12 14:10)
外為10時・円、一時111円台に伸び悩み――中値決済は「ドル不足」
12 日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=110円台後半でもみ合っている。10時時点では前日の17時時点に比べて98銭の円高・ドル安の110円 87―90銭前後で推移している。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ幅が足りないとの一部の見方から米株式相場が大幅安となり、リスク回避姿勢が強まった流れを引き継いで円買い・ドル売りが先行した。10時前の中値決済にかけて「ややドル不足」との見方から円は一時111円01銭前後まで伸び悩む場面があった。もっとも、111円台では押し目買いが入り、その後は110円台後半で推移している。市場では「12日の米株式相場の動向などを見極めたい」(国内銀行)との声が出ていた。〔NQN〕
(12/12 10:23)
外為早朝・円、110円台後半に大幅反発で始まる――対ユーロ反発
12 日早朝の東京外国為替市場で、円相場は6営業日ぶりに大幅反発して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ1円10銭の円高・ドル安水準の1ドル=110円75―78銭前後で推移している。米連邦準備理事会(FRB)が前日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利を4.50%から4.25%に引き下げると同時に、公定歩合を5%から4.75%にすることを決めた。ただ、市場の一部でより大きな幅の利下げを見込む声があったため、米国株が急落し、円買い・ドル売りが進んだ。米株式市場でダウ工業株30種平均が300ドル近い下落となり、東京市場でもリスク回避姿勢が強まるとの見方も、円買い・ドル売りを誘っている。
円は対ユーロでも4営業日ぶりに大幅反発。8時30分時点では1ユーロ=162円37―45銭前後と前日の17時時点と比べ2円32銭の円高・ユーロ安水準で推移している。前日のFOMCの利下げ決定を受けて米国株が下落したことで、リスク回避目的の円買い・ユーロ売りが膨らんだ海外市場の流れを引き継いだ。
ユーロの対ドル相場は4営業日ぶりに反落。8時30分時点では前日の17時時点と比べて0.0060ドルのユーロ安・ドル高水準の1ユーロ=1.4661―64ドル前後で推移している。米利下げが小幅にとどまったことから、米欧金利差の一段の縮小を見込んでいた市場参加者がFOMC後に持ち高の解消のユーロ売り・ドル買いを進めた。この地合いを引き継いで、東京市場でもユーロ売りが先行している。〔NQN〕
(12/12 9:01)
ロンドン外為9時半 円は対ドルで続伸して始まる
【ロンドン=欧州総局】12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は続伸。午前9時半現在、前日終値に比べ50銭円高・ドル安の1ドル=111円05―15銭で推移している。
前日、米連邦準備理事会(FRB)が決めた政策金利と公定歩合の下げ幅が一部の予測より低かったことから米国株が急落。これを受けて東京時間に円買い・ドル売りが膨らんだ。その後、米の追加利下げ観測などからドルが買い戻され、現在はやや神経質な値動きとなっている。
円の対ユーロ相場も続伸。同90銭円高・ユーロ安の1ユーロ=163円05―15銭で取引されている。
ユーロは対ドルで続落。現在の水準は同0.0015ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4675―85ドルで取引されている。
(12/12 19:25)
ロンドン外為11日 円は対ドルで反発
【ロンドン=欧州総局】11日のロンドン外国為替市場の円相場は反発。前日終値に比べ15銭円高・ドル高の1ドル=111円55―65銭で引けた。
前日の米国株、この日のアジア株の上昇などを受け、投資家のリスク許容度が高まり、午前中はドルが買われた。円は一時、112円15銭と11月9日以来の安値をつけた。ただ午後になると、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に持ち高調整の円買いが進み、円は上昇に転じた。
円の対ユーロ相場も反発した。円が対ドルで買われたのにつれて、対ユーロでも買われる場面があった。終値は、同35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=163円95銭―164円05銭。
ユーロは対ドルで反落。同0.0020ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4690―4700ドルで取引を終了した。
(12/12 1:55)
NY円、大幅上昇――1ドル=110円60―70銭で終了、米株安で
【NQNニューヨーク=川内資子】11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅上昇。前日比1円05銭円高・ドル安の1ドル=110円60―70銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利と公定歩合の0.25%引き下げが決まったことを受け、より大幅な利下げを期待していた市場参加者の失望売りで株式相場が大幅安となり、リスク回避目的の円買いが優勢となった。
午後2時15分ごろに米連邦準備理事会(FRB)がFOMCでフェデラルファンド(FF)金利と公定歩合をそれぞれ0.25%引き下げると決めたと発表した。市場の一部の予想より公定歩合の利下げ幅が小さかったとして米株式相場が大幅安となり、リスク回避目的の円買いが入った。信用収縮問題や先行きの米景気への不安が強まったことも、円買いを誘った。円は110円48銭まで上昇した。
朝方発表された10月の米卸売在庫は前月比横ばいと市場予想(0.4%増)を下回ったが、相場の反応は限られた。円の安値は112円ちょうど。
円は対ユーロで四営業日ぶりに急反発。前日比2円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=162円10―20銭で取引を終えた。FOMC後にリスク回避目的の円買いが膨らんだ。
ユーロはドルに対して四営業日ぶりに反落。前日終値の1ユーロ=1.47ドル台前半から1.46ドル台半ばに下落した。米利下げ幅が小さめだったことが、ユーロ売り・ドル買いにつながった。
欧州経済研究センター(ZEW)が発表した12月のドイツの景気予測指数は前月から低下し、市場予想も下回った。先行きの独景気懸念がやや強まり、欧州市場でもユーロ売りがやや優勢だった。ユーロの高値は1.4728ドル、安値は1.4639ドル。
(12/12 8:19)
NY円、111円90銭―112円ちょうどで始まる(8:30)
【NQNニューヨーク】11日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は前日比25銭円安・ドル高の1ドル=111円90銭―112円ちょうどで始まった。
(12/11 22:47)
人民元が4日続伸、連日で切り上げ後高値――夕刻は7.3747―53元
【NQN香港=太田孝治】12日の中国外国為替市場で人民元相場は対米ドルで4日続伸。中国人民銀行(中央銀行)傘下の中国外貨交易中心(外為取引センター)が運営するホームページ「中国貨幣網」によると、現地時間17時30分(日本時間18時30分)時点の銀行間取引のレートは、前日の同時点に比べ0.0047 元の元高・米ドル安の1米ドル=7.3747―53元だった。2005年7月の元切り上げ後の最高値を連日で更新した。一方、同時点の外為取引センター経由の取引は7.3738―59元だった。
(12/12 18:57)
人民元、12日基準値は7.3647元 大幅高、連日で切り上げ後高値
【NQN香港=太田孝治】中国人民銀行(中央銀行)は12日、中国外国為替市場での人民元レートの基準値となる「中間値」を1米ドル=7.3647元と発表した。前日の基準値(7.3797元)と比べると0.0150元の元高・米ドル安水準。基準値としては2005年7月の元切り上げ後の最高値を連日で更新した。前日の現地時間17時30分(日本時間18時30分)時点で、銀行間取引での人民元レートは7.3794―7.3803元だった。
(12/12 10:25)
◆ユナイテッドワールド証券、ロシア株取り扱い開始・1月から
ユナイテッドワールド証券(東京・港)は12日、個人投資家向けにロシアの株式の売買取次を始めると発表した。当初はモスクワ・インターバンク・カレンシー取引所に上場する50銘柄を対象に、1月中旬からインターネットで注文を受け付ける。1銘柄あたり100円程度からの取引が可能で天然ガス大手のガスプロムなど「資源や銀行など業界大手の銘柄を売買できる」(建石俊之社長)という。 (20:10)
本日のニュース一覧
- NY円、大幅上昇――1ドル=110円60―70銭で終了、米株安で (08:19)
- SGX日経平均先物、下げ幅縮める――売り先行後は買い戻しも (09:00)
- SGX日経平均先物・寄り付き 450円安の1万5635円で始まる (08:54)
- ロンドン外為9時半 円は対ドルで続伸して始まる (19:25)
- ロンドン株10時 銀行株が安い (19:59)
- ロンドン株寄り付き 続落で始まる (18:20)
- 外為10時・円、一時111円台に伸び悩み――中値決済は「ドル不足」 (10:23)
- 外為12時・円、反発し110円台後半で推移――対ユーロでも高い (12:21)
- 外為14時・円、110円台後半で一進一退――様子見気分強い (14:10)
- 外為17時・円、6日ぶり反発し111円台前半――対ユーロでも上昇 (17:32)
- 外為9時・円、110円台後半でもみ合い――ユーロ、対ドルで反落 (09:34)
- 外為早朝・円、110円台後半に大幅反発で始まる――対ユーロ反発 (09:01)
- 外国為替、対個人客売り相場・12日 (11:20)
- 株価指数先物・オプション・前引け 大幅に反落――米株急落を嫌気 (11:28)
- 株価指数先物・オプション・大引け 米株安嫌気し反落、後場下げ渋る (15:49)
- 新興市場12日・ジャスダック平均が反落――マザーズ・ヘラクレスは上昇 (15:50)
- 新興市場前引け・ジャスダック平均が反落――日経平均下落で心理悪化 (11:29)
- 人民元、12日基準値は7.3647元 大幅高、連日で切り上げ後高値 (10:25)
- 人民元が4日続伸、連日で切り上げ後高値――夕刻は7.3747―53元 (18:57)
- 大口注文(東証・後場)IHI142万株、三菱UFJ86万株売り越し (12:42)
- 大口注文(東証・前場)IHI1737万株、三菱UFJ93万株の売り越し (09:25)
- 東証10時・安い水準でもみ合い――朝方の売り一巡、底堅さも (10:13)
- 東証14時・下げ幅を縮小――底堅さを好感、買い戻しも断続的に (14:09)
- 東証寄り付き・大幅反落で始まる――米0.25%利下げと米株急落で (09:24)
- 東証後場寄り・安値もみ合い――アジア株急落で買い見送り気分 (12:54)
- 東証前引け・米株安嫌気し大幅に反落――朝安後はもみ合い続く (11:17)
- 東証大引け・反落、朝安後は下げ渋る――前日の米株急落を消化 (16:39)
- 日経平均先物、下げ幅縮小――1万5860円まで下げ渋る (13:59)
- 日経平均先物、下げ幅縮小――売り一巡後は押し目買いも (09:38)
- 日経平均先物、急反落して始まる――380円安で寄り付く (09:05)
- 日経平均先物、急反落して始まる――利下げ後の米株急落を嫌気 (09:25)
- 日経平均先物、後場は下げ幅やや広げる――アジア株安に警戒感 (12:51)
- 日経平均先物、動意薄――1万5700円台半ばで推移 (10:58)
- 日経平均大引け・反落――後場は買い戻しなどで急速に下げ渋り (15:06)
- 日本株ADR・11日、ほぼ全面安――NTT、キヤノン、みずほFGが下落 (08:38)
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- 米国株、続伸で始まる FOMC利下げ期待相場下支え、様子見ムードも (11日 23:57)
- 米国株、大幅安――FRBの決定に失望 (06:16)
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