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2007年12月 »
29日(土)
◆米国株、もみ合い――ダウ小反発で6ドル高、ナスダックは2ポイント安
【NQNニューヨーク=横内理恵】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比6ドル26セント高の1万3365ドル87セントで取引を終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅続落し、同2.33ポイント安の2674.46で終えた。年末で薄商いだったこともあり、方向感なくもみ合う場面が多かった。
前日にダウ平均が200ドル近く下げたことを受け買いが先行した。午前中に発表された12月のシカゴ購買部協会景気指数が56.6と前月(52.9)から上昇、市場予想も上回った。ウォールストリート・ジャーナル紙が欧米金融機関が事業や部門売却など大規模な資産売却を検討していると報じたことが好感されたとの見方もあった。
午前10時ごろ発表された11月の新築住宅販売件数が前月比9.0%減の年率64万7000戸と、市場予想を大きく下回った。住宅市場の深刻な落ち込みが続いていることが示され、相場はこれを受けて伸び悩んだ。
ただ売りも限られた。午後は終値付近でもみ合った。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引(速報)で約10億3600万株。ナスダック市場(同)は約13億3600万株。業種別S&P500種株価指数(全十業種)では、「金融」などを除く八業種が上昇した。
シティグループやJPモルガン・チェースなど銀行株は下げて終えた。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイがニューヨーク州で地方債などを対象に債券保証業務を開始すると報じられた。競合する金融保証保険のMBIA、AMBACが急落。KBホーム、DRホートンなど住宅株にも下げが目立った。
ドバイの投資会社ドバイワールドが持ち株比率を引き上げたと報じられたカジノ運営のMGMミラージュが上昇。バークシャー・ハザウェイがオランダの金融大手ING傘下の再保険会社を買い取る見込みと報じられたことを受け、INGの米預託証券(ADR)も上げた。
(12/29 15:39)
NY株が反発、ダウ平均一時91ドル高
【ニューヨーク=米州総局】28日のニューヨーク株式相場は小反発。欧米金融機関が大規模な資産売却を検討しているとの米紙報道を受けて信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題への不安が後退、ダウ工業株30種平均の前日比の上げ幅は一時91ドルに達した。その後は利食い売りが出て上げ幅が縮まった。
午前11時(日本時間29日午前1時)現在、ダウ平均は前日比13ドル90セント高の1万3373ドル51セント。
(12/29 2:07)
◆ロンドン株28日 20.9ポイント安で終了
【ロンドン=欧州総局】28日のロンドン株式相場は7営業日ぶりに反落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ20.9ポイント安の6476.9で引けた。
午前中から軟調気味に推移。午後に発表となった11月の米新築住宅販売件数が市場予測を大幅に下回ったため、景気後退懸念から一時売りが加速する場面があった。ただその後は再び買い戻され、下げ幅を縮めた。結局、値下がり銘柄が約6割を占めて終了した。
銀行株は全面安。バークレイズは同5.5ペンス安の506.5ペンス、HBOSは同5ペンス安の729.5ペンス、アライアンス・アンド・レスターは同6.5ペンス安の640ペンス。
石油のBPは同2.5ペンス安の610ペンス、ロイヤル・ダッチ・シェルのA株は同2ペンス安の2127ペンス、B株は同11ペンス安の2098ペンスと下げた。
一方、同業のケアン・エナジーは同90ペンス高の3090ペンス。
(12/29 2:38)
ロンドン株10時 反落 銀行株が安い
【ロンドン=欧州総局】28日午前のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ20.6ポイント安の6477.2で推移している。
前日の米国株やこの日のアジア株の下落を受けて売り先行で始まった。ただ、商い薄の中、方向感に乏しい値動き。現在の値下がり銘柄は68。
銀行株はほぼ全面安。前日発表された米耐久財受注が市場予想を下回ったことや、ゴールドマン・サックスがメリル・リンチやシティグループの損失予想額を増やしたことが売り材料となっている。
BP、ロイヤル・ダッチ・シェルなど前日上げた石油株もこの日は売りが先行している。
半面、ビールのスコティッシュ・アンド・ニューキャッスルが高い。カールスバーグとハイネケンの2社連合による買収観測が再浮上していることが材料視されている。
(12/28 20:07)
ロンドン株寄り付き 反落で始まる
【ロンドン=欧州総局】28日朝のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は午前9時15分現在、前日終値比27.1ポイント安の6470.7で推移している。
(12/28 18:31)
◆ドイツ株28日 DAXは28ポイント高の8067
【フランクフルト支局】28日のフランクフルト株式相場は続伸。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比28.72ポイント高(0.36%上昇)の8067.32だった。この日は2007年最後の取引日で、DAXの年間上昇率は22.3%となった。
アディダスが2.6%上昇。機械・商用車のMANは2.2%上げた。透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアも高い。
一方、インフィニオンが1.1%下落。ポストバンク、不動産金融大手のヒポ・レアルなど一部の金融株も安かった。
07 年1年間で最も株価が上がったのは、ドイツ取引所で、上昇率は95%。以下、フォルクスワーゲン(82%)、MAN(66%)など企業再編関連の観測などが出た銘柄が大きく買われた。半面、ヒポ・レアル(24%下落)やドイツ銀行(12%下落)、コメルツ銀行(9%下落)など、金融市場の混乱の影響を受けた金融株はさえなかった。
(12/28 23:11)
今年の東京市場、外為取引9年ぶり高水準・1日平均120億ドル超
2007年の東京外国為替市場の売買高が1日平均120億ドルを突破し、1998年以来、9年ぶりの高水準になったもようだ。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題などを受けて値動きが荒くなり、投機的な取引が活発になる場面が増えたためだ。国内の低金利を背景に、個人の外貨建て金融資産への投資も旺盛だった。
日銀によると、円・ドル直物取引高は27日までの1日平均で127億3400万ドルと、06年より27%増えた。サブプライム問題で円が急伸した8月 17日には364億ドルを超え、1日としては98年以来の多さを記録。売買高が200億ドルを超えた日数は06年は1日だったが、今年は15日あった。 (09:07)
NY円、大幅続伸――1ドル=112円20―30銭、米新築住宅販売減で
【NQNニューヨーク=海老原真弓】28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅続伸。前日比1円45銭円高・ドル安の1ドル=112円20―30銭で取引を終えた。米住宅市場の低迷を示す指標を受け円買い・ドル売りが優勢となった。
朝方発表の11月の米新築住宅販売件数は前月比9.0%減の64万7000戸(年率換算)と、1995年4月以来12年7カ月ぶりの低水準となった。前月分も下方修正された。住宅市場の不振を受けた米経済の成長鈍化への懸念が米利下げ継続観測につながり、円買い・ドル売りを誘った。
日経平均株価などアジアの株式相場が総じて軟調だったほか、買い先行で始まった米株相場が一時下げに転じたことで、投資家のリスク許容度が低下するとの思惑も出た。取引終了にかけて円買いの動きが強まり、一時は112円27銭と2週間ぶりの円高・ドル安水準を付けた。
12月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)は56.6と前月から上昇し、市場予想(52.0)も上回った。ただ、内訳で雇用や生産、価格指数が低下しており、これを受けたドル買いの動きは限られた。この日の円の安値は113円30銭だった。
円は対ユーロで五営業日ぶりに反発。前日比85銭円高・ユーロ安の1ユーロ=165円40―50銭で取引を終えた。円が対ドルで上昇したことにつれて、対ユーロでも買われたという。
ユーロは対ドルで五営業日続伸。前日終値の1ユーロ=1.46ドル台前半から1.47ドル台前半に上げた。一時1.4729ドルまで上昇し、13日以来約 2週間ぶりの高値を付けた。米新築住宅販売件数の減少などを受け、ユーロ買い・ドル売りが優勢だった。シュタルク欧州中央銀行(ECB)理事が「インフレの上昇を防ぐために行動することをためらわない」などと述べたと伝わった。この日の安値は1.4663ドル。
(12/29 22:49)
ロンドン外為28日 円は対ドルで大幅続伸
【ロンドン=欧州総局】28日のロンドン外国為替市場の円相場は大幅続伸。前日終値に比べ1円ちょうど円高・ドル安の1ドル=113円05―15銭で引けた。
円は午前中は小高く推移。昼過ぎにユーロが対ドルで売られるにつれ、円の対ドル相場も伸び悩む場面があった。その後発表された11月の米新築住宅販売件数が市場予想を大幅に下回ったため、ドル売りが加速した。
円は対ユーロでは小動き。終値は同5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=166円30―40銭。
ユーロは対ドルで大幅続伸。米住宅指標の発表を受けて買いが膨らみ、一時1ユーロ=1.4728ドルとほぼ2週間ぶりの高値を付けた。終値は同0.0140ドルユーロ高・ドル安の1.4700―10ドルだった。
(12/29 2:07)
ロンドン外為9時半 円は対ドルで続伸して始まる
【ロンドン=欧州総局】28日午前のロンドン外国為替市場の円相場は続伸。午前9時半現在、前日終値に比べ85銭円高・ドル安の1ドル=113円20―30銭で推移している。
円は東京市場で一時112円83銭と1週間ぶりの高値を付けた後、対ユーロで売られるにつれて対ドルの上げ幅を縮小。ロンドン時間に入ってからは方向感に乏しい展開となっている。この日の午後に発表となる11月の米新築住宅販売件数や、12月のシカゴ購買部協会景気指数を待って様子見ムードも強い。
円の対ユーロ相場は反発。早朝に一時、1ユーロ=165円01銭まで買われた後、伸び悩んでいる。現在、同20銭円高・ユーロ安の165円60―70銭で取引されている。
ユーロは対ドルで大幅続伸。現在の水準は同0.0100ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.4660―70ドル。
(12/28 23:11)
人民元、対ドルで6.9%高・07年上昇率、昨年の倍に
【上海=張勇祥】2007年最後の取引日となる28日の上海外為市場では、午後5時半(日本時間同6時半)時点で1ドル=7.3041元と2005年7月の切り上げ後の最高値を更新した。07年の上昇率は6.9%と、昨年の3.4%を大幅に上回った。
今月中旬の米中戦略経済対話を終えてからは人民元の上昇ペースは一段と加速。12月の1カ月間の上昇率は初めて1%を超えた。08年もドルに対する元高が進むとの見方が支配的で、年間の上昇率は8―10%に達するとの観測が多い。
中国人民銀行(中央銀行)や金融当局は為替介入によって人民元相場を事実上コントロールしている。足元の元高加速は対中貿易赤字に悩む欧米からの圧力に応えると同時に、輸入物価の引き下げを通じて国内のインフレ圧力を和らげる狙いがある。
また、中国本土株の代表的な指数である上海総合指数の終値は5261.563だった。中国政府が打ち出した景気の過熱抑制策を受け、10月に付けた過去最高値からは14%下落した。ただ、秋口までの株式投資ブームもあり、昨年末(2675.474)の約2倍の水準にある。
(12/29 1:11)
◆米金融機関で株主訴訟多発・サブプライム、開示「不十分」
【シカゴ=毛利靖子】米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の焦げ付き問題を巡り、米投資家がシティグループなど大手金融機関に株主集団訴訟を相次いで起こしている。サブプライム関連投資の失敗で株価が下がって損害を受けたほか、情報開示が不十分だったとみている。米証券取引委員会(SEC)は金融機関が顧客に実態を知らせていなかった疑いがあるとして調査を始めた。
サブプライム関連の集団訴訟が目立ち始めたのは、この問題で金融・資本市場が混乱した今年夏以降。スタンフォード大学ロースクールによると32社が対象になった。12月中旬までの集団訴訟の総数は169件と、昨年実績に比べ4割増。サブプライム問題が全体を押し上げる要因となっている。 (07:00)
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