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◆今週の見通し・株式 海外にらみ不安定か

今週の株式相場は海外情勢をにらみながら不安定な動きが続きそうだ。相場には底堅さが出つつある一方で、米景気や金融市場の行方は見通しにくく、国内投資家の間では模様眺め気分が強い。日々の材料に反応する形で、海外投資家による株価指数先物の売買が相場を揺らす場面が多くなる可能性がある。 先週は日経平均株価が週間で122円(0.9%)下落した。「株価の戻りを試すには手掛かりを欠く」(インベストラストの福永博之代表)との見方が多く、1万3000円台後半では買いの手がしぼんだ。週後半はヘッジファンドなどの投機的な先物売買で値動きの荒い展開だった。 この1カ月間、日経平均は終値で1万3000円台を維持している。1月のように下値のメドがたたない恐怖感はひとまず鎮まった格好。だが、弱い内容の米経済指標や原油高などの不安要因が再び浮上し、積極的な買い姿勢には転じきれない状況だ。 今週は重要なイベントが相次ぐ。特に関心が高いのはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言。景気の下振れリスクに言及するとみられている。「原油高を背景としたインフレ懸念を強調すれば利下げ期待が後退する可能性もある」(いちよし投資顧問の秋野充成運用部長)という。 米住宅価格指数や米個人消費などの重要指標も発表される。欧州では金融機関の決算発表も残っている。みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「相場に波乱を巻き起こす可能性があるイベントが多く、警戒感を高めておくべきだ」と指摘する。 国内では28日に発表される1月の鉱工業生産指数が注目される。市場予想平均は前月比0.6%の低下。生産が踊り場に差し掛かりつつあるとの見方が増えており、日本の実体経済の現状を測るうえで重要だ。29日には1月の全国消費者物価指数(CPI)が発表される。石油や食品の値上げに伴い、前月より上昇率が高まることが見込まれている。(07:00)

◆今週の見通し・NY株 物価・景気動向に注目

今週のニューヨーク株式相場は物価指標と景気動向を見ながらの神経質な展開になりそうだ。先週の市場では物価上昇と景気減速観測を受け、スタグフレーションの懸念も浮上。株式相場は一段の利下げ観測とインフレ懸念に一喜一憂して乱高下し、ダウ平均は1週間で0.3%上昇した。 1月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇、食料とエネルギーを除いたコア指数が0.3%上昇と、共に市場予想を上回った。原油先物相場が再び1バレル 100ドル台に乗せたこともインフレ懸念をあおった。一方で景気の一段の悪化を示したのがフィラデルフィア連銀の2月の製造業景気指数だ。マイナス24と 1月の同20.9から悪化、市場には景気後退懸念が広がった。 金融保証会社(モノライン)の大手救済策が今週初めにも発表されるとの報道を受け、株式相場は先週末の引け間際に急反発。米住宅ローン関連のニュースも引き続き株価を左右する主材料となっている。 今週は1月の卸売物価指数や一戸建て住宅販売など景気と物価動向を見る上で重要な指標も相次ぐ。(ニューヨーク=伴百江) [2月24日/日本経済新聞 朝刊] (2/24 7:00)

◆米国株、反発――ダウ平均96ドル高、「モノライン救済」報道で金融株が上昇

【NQNニューヨーク=荒木朋】22日の米株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比96ドル72セント高の1万2381ドル2セント、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3.57ポイント高の2303.35で終えた。金融保証会社(モノライン)大手の救済観測が出たことをきっかけに、朝方から軟調に推移していた金融株などが午後に急速に持ち直し、相場を押し上げた。  金融市場の混乱などに伴う財務悪化で格下げ懸念があるアムバック・フィナンシャル・グループについて、米CNBCテレビが午後に欧米金融機関による救済計画が週明けにも公表される可能性があると伝えた。この報道を受け、一時10%超下げていたアムバック株が上昇に転じ、一転して二ケタの上昇率を記録した。アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)やJPモルガン・チェースなどがつれ高した。ダウ平均の上げ幅は一時110ドル超に達し、高値圏で終えた。  朝方は軟調に推移する場面が目立った。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)と米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)はアナリストの投資判断引き下げが伝わったほか、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが仏系モノラインのCIFGを格下げ方向で見直すと発表。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はゼネラル・モーターズ(GM)の金融関連会社GMACの格下げを発表した。信用リスク不安に加え、前日発表の米経済指標の悪化を受け景気不安も根強く、ダウ平均は 130ドル近く下げる場面もあった。  S&P500種株価指数は10.58ポイント高の1353.11で終えた。業種別S&P500種株価指数(全十業種)では「通信サービス」や「金融」など九業種が上昇。半面、「ヘルスケア」が下げた。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は小幅高で終えた。  ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約14億1500万株(速報値)、ナスダック市場は約23億1000万株(同)。  アムバックが16%高。MBIAも上昇に転じて終えた。AIGは2.7%高でダウ銘柄の上昇率首位。JPモルガンは2%高、シティグループは小幅高だった。  半面、フレディマックは4%、ファニーメイは1%近く下げた。GMも1%弱の下落。前日夕の決算発表と同時に利益見通しを引き下げたインテュイットが大幅安。インテル、マイクロソフトが軟調だった。 (2/23 7:34)

◆ロンドン株22日 43.7ポイント安で終了

【ロンドン=欧州総局】22日のロンドン株式相場は反落。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ43.7ポイント安の5888.5で引けた。下落銘柄は78。  米国の景気後退懸念を背景に前日の米国株、この日のアジア株が下落したのを受けて売りが先行して始まった。午後に入り、一時買いが優勢になる場面もあったが、続かず、下げて取引を終えた。  小売りのマークス・アンド・スペンサーはシティグループによる目標株価の引き下げを受けて4.55%安で引けた。  鉱業株もさえず、リオ・ティントが同2.35%安、アングロ・アメリカンが同2.30%安、アントファガスタが同2.96%安と下げた。  半面、エクストラータは、ブラジルのヴァーレが買収提案を引き上げと伝わり19ペンス高の4079で終えた。 (2/23 6:24)

◆ドイツ株22日 DAXは98ポイント安の6806

【フランクフルト支局】22日のフランクフルト株式相場は反落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比98.56ポイント安(1.43%下落)の6806.29だった。  この日は米国株の下落につれてDAXは下げ幅を拡大。30銘柄の約8割が下落して取引を終えた。  電力のRWEが5.7%と大幅下落。2007年12月期決算が市場予測を下回ったことが嫌気された。タイヤ大手のコンチネンタルもアナリストによる目標株価引き下げから4.2%売られた。旅行のTUIは3%超の下げ。コメルツ銀行、不動産金融大手のヒポ・レアルも安かった。  一方、ドイツ取引所が1.8%と3営業日ぶりに上昇。ポストバンク、機械のリンデも買われた。 (2/23 2:17)

◆今週の見通し・為替 円相場、上昇しやすく

円相場は上昇しやすくなるとの見方が市場で優勢だ。米景気の先行き後退懸念が市場で広がっており、ドル売り圧力が徐々に強まっている。市場参加者の予想は1ドル=106―107円台に集中している。 米実体経済の動向が焦点だ。前週は製造業の景気指数が悪化したことで、ドル売り圧力が強まった。27日発表の1月の耐久財受注で企業部門の先行きを判断しようとの向きもある。家計部門についても、原油高を通じて物価上昇圧力が強まっており、個人消費への悪影響が意識され始めている。29日発表の1月の個人消費支出の内容に関心が集まっている。 米金融政策の動向も市場で材料視され始めそうだ。27、28日には米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が議会証言に立つ。米景気の先行きに懸念を示したりすれば、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げするのではとの観測が市場で一段と強まり、ドル売りが進む可能性がある。 月末を迎え、輸出企業の円買いが入りやすくなるとの観測もある。実需の動向も相場に影響しそうだ。 [2月24日/日本経済新聞 朝刊] (2/24 7:00)

NY円、小幅続伸――1ドル=107円10―20銭で終了

【NQNニューヨーク=川内資子】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅続伸。前日比20銭円高・ドル安の1ドル=107円10―20銭で取引を終えた。米株式相場が軟調になった場面で円が買われた。  アジア、欧州市場での株安を受けて投資家のリスク許容度低下の思惑から円が買われた欧州市場の流れを引き継いだ。米株式相場も安く推移する場面が多く、ニューヨーク外為市場でも円買いが優勢だった。前日発表の米経済指標が大幅に悪化し、米景気後退観測が強まっていることも円の支援材料。円は106円71 銭まで上昇し、11日以来約2週間ぶりの高値を付けた。  ただ、午後に米株式相場が急速に上げに転じると円は伸び悩んだ。株高は「金融保証会社(モノライン)のアムバック・フィナンシャル・グループの救済策が近く発表される可能性がある」との報道をきっかけに、金融株を中心に買いが入ったため。円の安値は107円33銭。  円は対ユーロで続伸。前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=158円85―95銭で取引を終えた。  ユーロはドルに対して小幅続伸。前日終値と同じ1ユーロ=1.48ドル台前半ながらやや水準を切り上げた。2月のユーロ圏購買部協会景気指数(PMI)が市場予想に反し上昇した。ユーロ圏の利下げ観測がやや後退し、ユーロ買いが入った。ユーロは1.4863ドルと1日以来の高値を付けた。  ただ、1.48ドル台後半ではユーロの上値の重さが意識されるといい、ユーロ買いは続かなかった。安値は1.4795ドル。 (2/23 9:03)

ロンドン外為22日 円は対ドルで続伸

【ロンドン=欧州総局】22日のロンドン外国為替市場の円相場は続伸。前日終値に比べ55銭円高・ドル安の1ドル=106円95銭―107円05銭で引けた。  この日は、アジアと欧州の株安を受けてリスク回避の円買い、ドル売りが優勢で始まり、午前は小幅な値動きで推移した。午後に入り、持ち高調整の円売りが入り、一時上げ幅を縮める場面もあったが、引けにかけてはまた円が買い戻されて取引を終えた。  円の対ユーロ相場は反発。同55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=158円40―50銭で引けた。  ユーロは対ドルで続伸。前日終値に比べ0.0025ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.4810―20ドルで取引を終了した。  この日発表された2月のユーロ圏サービス部門PMI(購買部景況指数)が市場予想を上回ったことで、欧州中央銀行による利下げ観測が後退。ユーロは3週間ぶりの高値で引けた。 (2/23 1:56)

本日のニュース一覧

  • NY円、107円ちょうど―10銭で始まる(8:30) (2/22 22:39)
  • NY円、107円ちょうど―10銭で始まる(8:30) (22日 22:39)
  • NY円、小幅続伸――1ドル=107円10―20銭で終了 (2/23 9:03)
  • NY円、小幅続伸――1ドル=107円10―20銭で終了 (23日 09:03)
  • ドイツ株22日 DAXは98ポイント安の6806 (2/23 2:17)
  • ドイツ株22日 DAXは98ポイント安の6806 (23日 02:17)
  • ロンドン外為22日 円は対ドルで続伸 (2/23 1:56)
  • ロンドン外為22日 円は対ドルで続伸 (23日 01:56)
  • ロンドン外為9時半 円は対ドルで続伸して始まる (2/22 19:28)
  • ロンドン外為9時半 円は対ドルで続伸して始まる (22日 19:28)
  • ロンドン株、反落で始まる (2/22 19:28)
  • ロンドン株10時 反落 セージ・グループが安い (2/22 19:39)
  • ロンドン株22日 43.7ポイント安で終了 (2/23 6:24)
  • ロンドン株22日 43.7ポイント安で終了 (23日 06:24)
  • 外為10時・円、107円台半ばに伸び悩み――中値決済「ドル不足」 (2/22 10:17)
  • 外為12時・円、107円台半ばでもみ合い――対ユーロは一進一退 (2/22 12:23)
  • 外為14時・円、107円台半ばで小動き――福井総裁発言に反応薄 (2/22 14:05)
  • 外為17時・円、107円台前半に反発――対ユーロも反発 (2/22 17:24)
  • 外為9時・円、107円台前半で伸び悩み――対ユーロは一時下げる (2/22 9:15)
  • 外為早朝・円、107円台前半に反発して始まる――対ユーロ小反発 (2/22 8:43)
  • 外国為替、対個人客売り相場・22日 (2/22 11:16)
  • 株価指数先物・オプション・大引け 反落、25日移動平均が支持に (22日 15:45)
  • 今週の見通し・NY株 物価・景気動向に注目 (07:00)
  • 今週の見通し・NY株 物価・景気動向に注目 (2/24 7:00)
  • 今週の見通し・為替 円相場、上昇しやすく (07:00)
  • 今週の見通し・為替 円相場、上昇しやすく (2/24 7:00)
  • 今週の見通し・株式 海外にらみ不安定か (07:00)
  • 新興市場22日・ジャスダック平均が小幅続伸 マザーズ、ヘラクレスは小反落 (22日 15:43)
  • 人民元、22日基準値は7.1463元――前日基準値比で上昇 (2/22 10:25)
  • 人民元が小幅に7日続伸――銀行間の夕刻時点は7.1418―19元 (2/22 19:29)
  • 東証14時・安値圏でもみ合い続く――見送り気分強く方向感欠く (22日 14:17)
  • 東証大引け・大幅反落――米景況感悪化で下げ幅一時300円超 (22日 15:37)
  • 米国株、反発で始まる――値ごろ感からの買いで、金融株は軟調 (2/22 23:52)
  • 米国株、反発――ダウ平均96ドル高、「モノライン救済」報道で金融株が上昇 (2/23 7:34)
  • 米国株、反発――ダウ平均96ドル高、「モノライン救済」報道で金融株が上昇 (23日 07:34)


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