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2008年3月 »
19日(水)
◆東証大引け・大幅続伸、1万2000円台回復――朝高後は上値重い
19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸。終値は前日比296円28銭(2.48%)高の1万2260円44銭で、3営業日ぶりに1万2000 円台を回復した。過度な信用不安の後退を背景にした18日の米株の急伸と円相場の下落を好感した買いで、主力株は終日、ほぼ全面高だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続伸した。
前日に米証券大手2社が発表した決算が市場予想を上回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利の0.75%引き下げを決め、追加利下げにも含みを持たせたことなどを受け、18日の米ダウ工業株30種平均は過去4番目の上げ幅を記録した。ドル買いの流れで円相場は一時1ドル=100円台に下落した。東京市場でも大手銀行、自動車、ハイテク株などを中心に買いが目立ち、日経平均の上げ幅は一時400円超に達した。
もっとも、買い一巡後は上値の重い展開だった。外部環境の好転にはまだ懐疑的な投資家が多く、利益確定や戻り待ちの売りが出た。後場は円相場が下げ渋ったほか、あすが祝日で休場ということもあって、手じまいの売りに押される場面があった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3356億円、売買高は21億3433万株。東証1部の値上がり銘柄数は1521で2月21日以来の多さだった。値下がり銘柄数は149、変わらずは54だった。
トヨタが売買を伴って続伸。みずほFG、三菱UFJ、新日鉄、ソニー、キヤノン、野村、三井住友FG、菱地所、コマツ、ホンダ、住金、JFE、武田など主力株は軒並み上昇した。アトリウム、URBANなど不動産関連の一角が急伸。半面、丸紅、ミレアHD、住友商が小幅に下落。日立は横ばいだった。
東証2部株価指数は5営業日ぶりに反発。スルガコーポ、STECH、オリコ、中央電、日精機、昭ゴムが買われ、プリヴェ投資、日立システムが下げた。大証2部上場できょうから東証2部との重複上場となった関西スーパは東証では売買が成立しなかった。〔NQN〕(19日 15:26)
東証14時・伸び悩み――円下げ渋り、あす休場で手じまいも
19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み。上げ幅を200円あまりに縮め、1万2200円前後で推移している。後場の寄り付き後は一時、上げ幅が400円近くあったが、前場の取引時間中の高値を目前に跳ね返されたことで、その後は上値の重さを嫌気した売りに押されがちな展開となっている。外国為替市場で円相場が1ドル=99円台前半まで下げ渋っていることも、投資家心理を悪化させているもよう。東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮小している。
あす20日は春分の日の祝日で東京市場は休場となる。その間の米株式相場や円相場の動向が見極めにくいため、利益確定や手じまいを急ぐ動きも出ているという。業種別では証券、鉄鋼、ゴム製品などの上げが目立つ半面、鉱業、電力・ガス、保険などが下げている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7116億円、売買高は15億5690万株。東証1部の値上がり銘柄数は1454、値下がり銘柄数は217、変わらずは49となっている。
トヨタ、みずほFG、三菱UFJ、ソニー、キヤノン、新日鉄、野村、菱地所、三井住友FG、コマツ、ホンダが引き続きしっかり。半面、ここにきて三菱商、住友鉱、丸紅が小幅ながら下げに転じてきた。〔NQN〕(14:10)
東証後場寄り・再び上値試し――アジア株の全面高も支えに
19日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び上値試しの展開。上げ幅は400円近くに達する場面があり、1万2300円台で推移している。前引けにかけて上値の重さが目立っていたが、急速に上げ幅を縮小するような展開とはならず、取引が始まったアジアの株式相場が全面高となっていることもあって、再び買い安心感が広がっているもよう。東証株価指数(TOPIX)も高い。
引き続き、大手銀行や自動車、ハイテクなどの時価総額上位の銘柄が指数の上昇をけん引している。米信用不安の後退を背景に、軒並み昨年来安値圏にあった主力株を見直す動きが継続しているようだ。一方、景気動向に左右されにくい食品や電力・ガス株などの値動きは鈍い。
後場寄り付き前の大口成り行き注文は買いが860万株、売りが1000万株で、140万株の売り越しだった。前引け後の東証の立会外取引でバスケット取引は約381億円が成立した。市場では「やや売り決め(投資家の売り・証券会社の自己売買部門の買い)が優勢だった」との声が聞かれるが、相場全体の地合いに大きな影響は与えていない。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1911億円、売買高は10億9701万株。東証1部の値上がり銘柄数は1508、値下がり銘柄数は168、変わらずは43となっている。
トヨタ、みずほFG、ソニー、三菱UFJ、新日鉄、三菱商、キヤノン、野村、菱地所、三井住友FG、コマツ、三井物、ホンダ、住金、JFEなどが引き続きしっかり。アトリウム、URBANなど不動産関連の急伸が目立つ。半面、国際石開帝石、ユニー、第一三共が下げている。〔NQN〕(13:01)
東証前引け・大幅続伸、朝高後は伸び悩む――先行き不安は残る
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。前引けは前日比328円57銭(2.75%)高の1万2292円73銭で、1万2000円の大台を回復した。18日の米国株相場の急伸や円相場の下落を好感した買いが先行、上げ幅を400円超に拡大する場面もあったが、前引けにかけてはやや伸び悩んだ。外部環境の先行き不透明感を背景にした、戻り待ちや利益確定の売りなどが一段の上値を抑えたようだ。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続伸した。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は420ドル高と今年最大の上げ幅となったが、東京市場への波及は限られた。米大手証券2社の決算が市場予想を上回ったことで、過度な信用不安はいったん後退したものの、他の金融機関などの損失発生や米景気後退への懸念はぬぐえていないことが上値を重くしていたという。ドル安につれた円高進行への警戒感、空席という異例の事態となる日銀総裁の後任人事問題なども積極的な買いを手控えさせた。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆388億円、売買高は9億6236万株。東証1部の値上がり銘柄数は1509、値下がり銘柄数は158、変わらずは50だった。
トヨタが売買を伴って大幅に続伸。値上がり率は5%を超えた。みずほFG、ソニー、三菱UFJ、新日鉄、三菱商、キヤノン、野村、菱地所、住友鉱、三井住友FG、コマツ、三井物、ホンダ、住金、丸紅、武田、JFE、大平金が売買を伴って上昇した。アトリウム、URBANが大幅高。半面、ユニー、国際石開帝石、キリンHDが逆行安となった。
東証2部株価指数は反発。スルガコーポ、STECH、プリヴェ投資、オリコ、中央電、日精機が買われ、日立システムが売られた。〔NQN〕(11:15)
東証10時・高値圏でもみ合い――主力株の上げ一服、手詰まり感も
19日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの高値圏でのもみ合い。上げ幅は400円近くに達しており、1万2300円台半ばでの推移が続いている。18日の米株式相場の急伸や円相場の下落を好感した買いは朝方で一巡したようで、主力株の上昇も一服している。外部環境の本格的な好転には懐疑的な声が多く、さらに上値を追う手掛かりは乏しいとあって、手詰まり感も徐々に広がっているようだ。東証株価指数(TOPIX)も高値もみ合い。
利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えているものの、現時点で急速に伸び悩むような動きは出ていない。市場では、米大手証券の決算発表を受け、過度な信用不安はひとまず後退したとの声は多く、昨年来安値圏にあった主力株への見直し買いは継続しているようだ。業種別では証券、不動産、海運、鉄鋼などの上げが目立つ。一方で食料品や電力・ガスなど景気動向に左右されにくいディフェンシブ関連の上値はやや重くなっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6653億円、売買高は6億2515万株。東証1部の値上がり銘柄数は1571と全体の9割超を占めている。値下がり銘柄数は101、変わらずは44。
トヨタが売買を伴って上昇。みずほFG、ソニー、三菱UFJ、新日鉄、三菱商、キヤノン、野村、三井住友FG、住友鉱、菱地所、三井物、コマツ、ホンダ、丸紅、住金、武田が買われ、アトリウム、TIS、NTT都市、ケネディクスの上げが目立つ。日立、ユニーが小安く、東電は小動き。
東証2部株価指数は反発。スルガコーポ、プリヴェ投資、オリコ、STECH、中央電が買われ、日立システムが売られている。〔NQN〕(10:18)
東証寄り付き・大幅続伸、上げ幅一時400円超――主力株全面高
19日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸して始まり、節目の1万2000円台に乗せた。上げ幅は一時400円を超え、1万2300 円台後半まで上げた。18日の米株式相場の急伸と円相場の下落を好感した買いが先行しており、全面高の展開。現時点でも、まだ買い気配のまま寄り付かない銘柄もある。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続伸。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は420ドル高、ナスダック総合株価指数は91ポイント高と今年最大の上げ幅となった。大手証券2社が発表した決算が市場予想を上回ったことで、過度な金融不安が後退。米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利の0.75%引き下げと、今後の追加利下げに含みを持たせたことも追い風になった。円相場もドル買いの流れで急落し、朝方には1ドル=100円台まで下落する場面があった。外部環境の悪化に歯止めがかかったことを受け、東京市場でもハイテクや自動車、大手銀行など主力株は軒並み高となっている。
ただ、日経平均先物6月物は現時点でシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の清算値(1万2460円)には届いていない。戻り待ちの売りなどが一段の上値を抑えているとみられる。
東証寄り付き前の大口成り行き注文は売りが2750万株、買いが6110万株で差し引き3360万株の買い越し。外国証券13社を通じた注文状況(市場筋推計)は売りが2300万株、買いが3180万株で差し引き880万株の買い越しだった。
住友鉱、三菱商、新日鉄、三井物、丸紅、菱地所、NTTドコモ、コマツ、ソフトバンクなどに買いが先行。みずほFGや三菱UFJ、三井住友FG、ソニー、トヨタ、ホンダなどが上昇している。一方、ユニーが逆行安となっている。〔NQN〕(09:25)
◆新興市場19日・3指数が上昇――買い直し入るも後場に減速
19日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反発。大引け(確報)は前日比9円96銭高の1437円17銭だった。東証マザーズ指数は6営業日ぶりに反発。大証ヘラクレス指数は続伸。前日の米国株の急伸を受け日経平均が大幅上昇。新興市場の投資家心理にも安心感が広がり、朝方から主力株を中心に買い直しが入った。もっとも、これまでの新興主要指数の低調や20日の休場前という要因から次第に利益確定や手じまいの売りが見られるようになり、買い直しの勢いは次第に減速。後場の主要指数の上値は重い展開となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で205億円。低位株物色が進んだことから売買高は1億786万株と2日ぶりに1億株を上回った。セブン銀、楽天、ワークスAPが高い。タカラトミーがTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると発表したユージンは大引けで値幅制限の上限(ストップ高)で売買が成立した。半面、低位株のイー・レヴォ、バーテックスはにぎわったものの下げて引けた。ジャレコも安い。主力銘柄で構成するJストック指数は5営業日ぶりに反発。新規上場したオーシャンシは公開価格(400円)を10%下回る360円で初値を付けた。大引けは336円。同じく新規上場のグローバル住は公開価格(10万8000円)を28%下回る7万8000円で初値を付けた。大引けは6万9900円。
東証マザーズ指数の終値は前日比10.69ポイント高の574.11だった。ngi、アルデプロ、エヌピーシーが上げた。一方で、日本風力開発、ACCESS、LTTバイオが下げた。新規上場したビリングシスは公開価格(13万円)を57%上回る20万4000円で初値を付けた。大引けは20万 6000円。
大証ヘラクレス指数の終値は前日比20.86ポイント高の948.91だった。ASSET、ぐるなび、夢真HDが高い。半面、ダヴィンチ、シナジー、ウェブドゥが下げた。〔NQN〕(19日 15:59)
新興市場前引け・3指数が上昇 日経平均急伸で主力株買い直し
19日午前の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反発。前引け(11時1分現在)は前日比10円44銭高の1437円65銭だった。東証マザーズ指数は反発、ヘラクレス指数は続伸。前日の米株式相場の急伸や円相場の下落を好感して、日経平均株価が急伸。新興市場でも投資家心理が盛り返して主力株に買い直しが入った。もっとも、「主力株は長期的に下げているため上値の重さが目立ち始めた後は、手控え感が再び強くなっている」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で106億円。売買高は5972万株だった。楽天、セブン銀が高い。バーテックスやイー・レヴォなど低位株物色も進んでいる。タカラトミーがTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると発表したユージンは値幅制限の上限(ストップ高)まで気配値を切り上げたものの、まだ売買が成立していない。半面、ジャレコ、セプテニHD、YOZANが下げた。主力銘柄で構成するJストック指数は反発。新規上場したオーシャンシは公開価格(400円)を10%下回る360円で初値を付けた。前引けは344円。同じく新規上場のグローバル住は売り気配で推移し、まだ初値を付けていない。前引けは公開価格(10万8000円)を25%下回る8万1000円の売り気配。
東証マザーズ指数の前引けは前日比12.99ポイント高の576.41だった。ngi、エヌピーシー、サイバーが上昇した。一方で、日本風力開発、アクセルMが下げた。新規上場したビリングシスは公開価格(13万円)を57%上回る20万4000円で初値を付けた。前引けは18万6000円。
大証ヘラクレス指数の前引けは前日比25.53ポイント高の953.58だった。ダヴィンチ、ASSET、大証が上げた。半面、シナジー、アパマンショ、アライヴが安い。今期予想を下方修正したトレイダーズは値幅制限の下限(ストップ安)まで下げる場面があった。〔NQN〕(11:36)
◆米国株、買い先行で始まる――モルスタが7%上昇、米ビザ上場
【NQNニューヨーク=荒木朋】19日の米株式相場は買い先行で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比38ドル67セント高の1万 2431ドル33セント、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は7.83ポイント高の2276.09で推移している。早朝発表の決算が減収減益となったものの市場予想は上回ったモルガン・スタンレーが買い先行で始まった。前日のリーマン・ブラザーズなどの決算結果に続き、金融機関の経営不安に対する過度の懸念が後退していることが相場の支えになっている。前日に主要株価指数が3―4%台の大幅上昇を記録した後とあって、上値も重くなっている。
モルスタは7%高。シティグループやJPモルガン・チェースも堅調。ベアー・スターンズは2ケタの上昇率。前日夕に発表した決算が市場予想を上回ったアドビ・システムズが大幅高。この日、クレジットカード世界最大手の米ビザがニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)した。公開価格は44ドル。9時35分時点では初値が付いていない。一方、同業のマスターカードやアメリカン・エキスプレスは買いが先行している。
半面、原油価格の下落を受け、エクソンモービルやシェブロンなどエネルギー関連株が小安い。前日に50%近く急伸したリーマンは買い先行後、やや売りに押されている。スウェーデンの通信機器大手エリクソンが安い。ソニーとの携帯電話機の合弁会社であるソニー・エリクソンが19日、特に欧州市場での携帯電話販売台数の成長鈍化で1―3月期の業績に悪影響を及ぼす見込みだと発表したことが嫌気されているようだ。(19日 22:53)
米国株急伸――ダウ420ドル、ナスダック91ポイント高 リーマンなど証券決算を好感
【NQNニューヨーク=千田浩之】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸。前日比420ドル41セント高の1万2392ドル66セントと、 2月28日以来の高値で終えた。上げ幅は2002年7月29日以来の大きさ。ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに急反発し、同91.25ポイント高の 2268.26で引けた。証券大手の決算が市場予想を上回り、信用リスクを警戒する市場の安心感を誘った。
早朝にリーマン・ブラザーズとゴールドマン・サックスが発表した2007年12月―08年2月期決算は大幅な減収減益となったが、一株利益と純収入がともに市場予想を上回った。資金繰りの悪化からベアー・スターンズが経営難に陥るなど、金融機関の経営不安が強まっていただけに、朝から金融株を中心に買いが膨らんだ。
午後2時15分ごろに、米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の0.75%引き下げを決定したと発表。市場では 1%の大幅利下げ期待が広がっていたことから、発表直後は失望売りを誘い、主な株価指数は伸び悩む場面もあった。ただ、FRBは声明文で今後の追加利下げを示唆したこともあり、売りは一時的だった。
早朝に2月の卸売物価指数(PPI)と住宅着工件数が発表されたが、相場の反応は限定的だった。
S&P500種株価指数は3営業日ぶりに大幅反発し、54.14ポイント高の1330.74で引けた。業種別S&P500種は「金融」が8%超上昇したのをはじめ、全十業種が上昇。ダウ構成銘柄は、シティグループなど金融を中心に全30銘柄が上昇した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引で約19億株(速報値)。ナスダック市場は約23億9000万株(同)だった。
リーマンは流動性が潤沢であると強調したことも好感され、46%超と急伸。ゴールドマンは16%超上げた。ベアー・スターンズは買収価格引き上げなどの思惑から22%高。今後3年間で実質売上高が約7割増えるとの業績見通しを発表したヤフーが7%上昇した。最高経営責任者(CEO)が楽観的な見通しを示したと伝わったデルも高い。
半面、金先物相場が時間外取引で急落したことを嫌気し、ニューモント・マイニングなど金鉱山株が軒並み下落した。(19日 06:31)
NY株大幅続伸、一時296ドル高・金融関連株が相場上げ先導
【ニューヨーク=米州総局】18日のニューヨーク株式相場は大幅続伸し、ダウ工業株30種平均は一時前日比296ドル高まで上昇した。朝方発表された米証券大手ゴールドマン・サックス、リーマン・ブラザーズの決算で、市場混乱に伴う追加損失が市場の想定の範囲にとどまったとして、前日下落していた金融関連株が軒並み反発、相場の上げを先導している。同日午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げが実施されるとの思惑も相場を下支えしている。正午(日本時間19日午前1時)現在、ダウ平均は前日比261ドル9セント高の1万2233ドル34セント。
(3/19 1:15)
◆ロンドン株10時 反落 銀行株が安い
【ロンドン=欧州総局】19日午前のロンドン株式相場は反落。FTSE百種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ45.4ポイント安の5560.4で推移している。
前日大幅に上げた反動から売りが優勢。一部の英金融機関の資金繰りが悪化しているとの憶測を手掛かりに、金融株に積極的に売りを出す動きが出ている。英中銀バンク・オブ・イングランドはこうした憶測を否定した。
銀行のHBOSが急落し、下げ幅は一時10%を上回った。HSBCホールディングス、バークレイズも売られている。
薬品のグラクソスミスクラインは向こう3年間で大幅な人員削減を実施する予定という一部報道が嫌気され、安い。
一方、自動車・航空部品のスミス・グループは半期の営業増益を発表したことで買われいる。(19日 21:10)
ロンドン株、小幅反落で始まる
【ロンドン=欧州総局】19日朝のロンドン株式相場は小幅反落。FTSE百種総合株価指数は午前9時15分現在、前日終値比15.8ポイント安の5590.0で推移している。(19日 18:27)
ロンドン株18日 5605.8ポイント高で終了
【ロンドン=欧州総局】18日のロンドン株式相場は大幅反発。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ191.4ポイント(3.54%)高の5605.8で引けた。
前日大幅に下げた反動に加え、アジアや米国の株式相場が大幅に上昇したことを受けて投資家心理が好転した。幅広い銘柄に買い戻しが入り、ほぼ全面高となった。上昇銘柄は100。
米連邦準備理事会(FRC)が大幅追加利下げに踏み切るという観測を背景に、金融株の上昇幅が大きい。
銀行のバークレイズが前日終値比5.16%高、HBOSは同4.29%高で終えた。資産運用のマン・グループも同8.95%高となった。
一方、電話番号案内サービスのイェルは同0.41%下げた。(06:31)
◆ドイツ株18日 DAXは211ポイント高の6393
【フランクフルト支局】18日のフランクフルト株式相場は大幅反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比211.09ポイント高(3.41%上昇)の6393.39だった。
DAXは、前日の大幅下落の反動で高く寄りついた。その後もじりじりと値を上げ、終盤には6400を回復する場面もあった。
VWが7.3%急伸。ドイツ取引所も6.7%と3営業日ぶりに上げた。BMWは2007年12月期決算で増益を発表したことから買われた。シーメンス、不動産金融大手のヒポ・レアルも高かった。
下落したのは4銘柄のみ。メトロが決算発表後に6.7%と大幅下落したほか、旅行のTUI、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアも売られた。(06:31)
◆シンガポール株19日・小反落――朝高も、米株の反落を警戒
【NQN香港=太田孝治】19日のシンガポール株式相場は小幅に反落。ST指数の終値は前日比0.37ポイント(0.01%)安の2833.21だった。米国の信用リスク問題への警戒感が根強い中で、戻り待ちや持ち高調整の売りに押された。朝方は上昇したものの、2900台で上値の重さが目立ったことも嫌気された。
前日18日の米株式相場は大幅に上昇。シンガポール市場でも朝方は米株高が好感されたものの、「19日の米株式相場が反動で下落するのではないか」との警戒感が次第に高まった。米モルガン・スタンレーが19日に2007年12月―08年2月期決算発表を予定していることも、買いを手控える要因となった。シンガポール域内のオフィスなど不動産市況の先行き不透明感を背景に、不動産株が下落。ST指数の押し下げ要因となった。
シティディベロ、キャピタランド、SGXが売られ、Sテレコム、スターハブ、セムコープ、STエンジニアが下げた。半面、COSCOシンガポール、シンガポール航空が買われ、DBS、OCBC銀行、UOB銀行が上昇した。
(3/19 18:39)
◆香港株大引け・大幅に続伸――米株高や中国移動の好決算を好感
【NQN香港=早川亜美】19日の香港株式市場でハンセン指数は大幅に続伸。大引けは前日比482.33ポイント(2.25%)高の2万1866.94だった。前日の米国株急伸で過度な信用リスク懸念が薄らぎ、主力株を中心に買いが膨らんだ。中国移動の前期決算が市場予想を上回り、企業業績期待が改めて意識されたことも支援材料。もっとも、相場の先行き不透明感は根強く、指数は節目の2万2000近辺で伸び悩む展開が続いた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で今後の追加利下げが示唆されたため、通貨が米ドルと実質的にペッグ(連動)している香港では先行きの市場金利低下に対する思惑が意識された。不動産株が軒並み上昇。前日に好業績をそれぞれ発表した信和置業、新世界発展が急伸し、業種別ハンセン指数「不動産」は約3%高となった。
この日の上海株の急反発を追い風に中国本土系銘柄も堅調だった。携帯電話事業大手の中国移動が昼休み時間中に発表した2007年12月期決算は純利益が市場予想を上回った。前日発表された中堅商業銀行の招商銀行の前期決算が大幅増益となるなど、足元で相次ぐ業績発表では中国本土系銘柄を中心に好内容が目立っており、企業業績期待が強まった。
もっとも米景気減速懸念など外部環境の先行き不透明感は依然としてくすぶり、上値では戻り待ちの売りも目立った。公益株は利益確定売りで下落。指数は取引時間中に一時回復した2万2000の大台を割り込んで取引を終えた。香港のメーンボード(東証一部に相当)の売買代金は概算で986億香港ドル。
好業績を発表した中国移動は約3%上昇。中国建設銀行、中国人寿保険が買われ、中国海外発展は13%超の大幅高となった。新鴻基地産、恒隆地産など不動産株が堅調だった。半面、中電控股、香港中華ガスが下落。長江基建が売られた。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数とレッドチップ(中国本土系香港企業株)指数がともに大幅に続伸。両指数の上昇率はそれぞれ3%を上回った。
(3/19 18:27)
香港株前引け・大幅に続伸――中国系株や不動産株に買い
【NQN香港=早川亜美】19日前場の香港株式市場でハンセン指数は大幅に続伸。前引けは前日比584.58ポイント(2.73%)高の2万1969.19だった。前日の米株式相場の急伸を好感。過度な信用リスク懸念が薄らぎ、中国本土系銘柄や不動産株、銀行株を中心に買いが入った。
前場の上海株が中国人民銀行(中央銀行)の預金準備率引き上げ発表後に上昇したことで、投資家の買い安心感が一段と強まった。招商銀行の好業績発表を受けて中国本土系金融株が軒並み上昇。中国移動も昼休み時間中に予定される前期決算発表を前に急伸し、指数を押し上げた。
不動産株も軒並み上昇。業種別ハンセン指数「不動産」は約4%と、ハンセン指数を上回る伸びとなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で今後の追加利下げを示唆したため、香港市場でも先行きの金利低下への思惑が意識された。
指数は寄り付き時点で2万2000の大台を一時回復。しかし、上値では戻り待ちの売りも目立ち、その後は節目の2万2000近辺で伸び悩む展開が続いた。米景気後退懸念など外部環境の先行き不透明感は根強く、積極的な上値追いの動きは限られた。公益株が利益確定売りで下落し、指数の足を引っ張った。香港のメーンボード(東証1部に相当)の売買代金は概算で554億香港ドル。
HSBC、東亜銀行が買われ、中国平安保険、交通銀行が上昇。COSCO、華潤創業が高く、中国海外発展は12%超の大幅高となった。恒隆地産、新世界発展、信和置業の上げが目立った。半面、中電控股、香港電灯が下落。長江基建が売られた。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数がともに大幅に続伸した。
(3/19 14:30)
香港株寄り付き・大幅に続伸で始まる――指数は2万2000台回復
【NQN香港=早川亜美】19日前場寄り付きの香港株式市場でハンセン指数は大幅に続伸して始まった。寄り付き時点で上げ幅は800ポイントを超え、取引時間中で3営業日ぶりに2万2000の大台を回復した。その後やや伸び悩み、現在2万2000の節目近辺で推移している。前日大引けにかけて騰勢を強めた地合いが継続。前日の米株高が投資家の買い安心感を強め、ほぼ全面高となっている。
前日の米株式相場が証券大手2社の好決算を受けて急伸したことで、香港市場でも信用リスク懸念がひとまず後退した。前日に中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率引き上げを発表したが、きょうの上海株が上げて始まったことも支援材料。前日の招商銀行による好業績発表を好感し、中国本土系金融株が買われている。きょう19日に前期決算を発表予定の中国移動が高い。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が声明文で今後の追加利下げを示唆したことが好感されており、金利敏感株の不動産株は軒並み高。もっとも、19日地元メディアで「香港金融管理局(HKMA)の任志剛(ジョセフ・ヤム)総裁が域内銀行の貸出金利引き下げ余地は限られるとの見解を示した」と伝わっており、いまのところ積極的な上値追いの動きは限られている。
ハンセン指数を構成する43銘柄の大半が上昇。中国人寿保険、交通銀行、中国建設銀行が高く、中国海外発展、華潤創業の上げが目立つ。HSBC、恒隆地産、新世界発展が堅調。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数がともに大幅に続伸して始まった。
(3/19 11:43)
◆上海株、6日ぶり急反発
【NQN香港=早川亜美】19日の中国株式市場で上海株式相場は6営業日ぶりに急反発。上海総合指数は前日比92.708ポイント(2.52%)高の 3761.605だった。最近の急ピッチな下落で割安感が出て、自律反発狙いの買いが広がった。中国人民銀行(中央銀行)の預金準備率引き上げ発表を受けた当面の悪材料出尽くし感も、相場押し上げ要因に働いた。
前日引け後に中国人民銀行は今年2回目の預金準備率引き上げを発表したが、「予想の範囲内」として金融引き締め強化を嫌気した売りは限られた。むしろ「市場は短期内の利上げの可能性が低下したと認識した」(19日付地元紙・上海証券報)などと受け止められ、買いを後押しする要因となった。銀行株や不動産株を中心に買いが膨らみ、指数は上昇率を4%近くまで広げる場面も見られた。
(3/19 16:56)
上海株、前引けは急反発――3.5%高、招商銀の好決算も支援材料
【NQN香港=太田孝治】19日前場の中国株式市場で、上海株式相場は急反発。前引けの上海総合指数は前日比130.109ポイント(3.54%)高の 3799.006だった。中国人民銀行(中央銀行)が前日に預金準備率の引き上げを発表。「近日中の利上げの可能性は薄れたのではないか」との見方から、銀行株などに買いが膨らんだ。前日までの5日続落で値ごろ感が広がっていたことも、買いを誘う要因となった。
中堅商業銀行の招商銀行は前日大引け後に2007年12月期決算を発表し、純利益は前の期の2倍を上回った。招商銀株は寄り付きから売買を停止していたものの、現地時間10時30分(日本時間11時30分)に売買を再開。招商銀は上昇率が6%を超える大幅高となり、他の銀行株にも支援材料となった。
上海米ドル建てB株指数も急反発。前引けは前日比14.013ポイント(5.68%)高の260.391だった。
(3/19 13:19)
上海株、急反発で始まる――2%高、預金準備率上げも銀行株上昇
【NQN香港=太田孝治】19日朝方の中国株式市場で、上海株式相場は急反発して始まった。通常取引開始前の「プレオープニング」で上海総合指数は前日比 2.10%高い3746を付けた。中国人民銀行(中央銀行)は18日、預金準備率を0.5%引き上げると発表。市場では「近日中の利上げの可能性はやや遠のいたのではないか」との見方から銀行株などに買いが先行している。
(3/19 11:24)
◆外為17時・円、大幅続落も下げ渋る展開――対ユーロも下げ縮小
19 日の東京外国為替市場で、円相場は大幅続落したが、1日を通して下げ渋る展開になった。前日の海外市場で、米株式相場の大幅高が対ドルで円を大きく押し下げたが、東京市場ではドル安の流れは円を支えた。17時時点では前日の同時点に比べ1円44銭の円安・ドル高の1ドル=99円04―07銭近辺で推移している。
朝方は前日に米株式相場が大幅高になったことを受けた円売り・ドル買いが先行。日本時間早朝のオセアニア市場で一時100円45銭近辺まで下げるなど、午前中は3営業日ぶりに100円台に押し戻される場面があった。ただ、前日の水準に比べて3円近くも円安・ドル高が急速に進んだことで、100円台ではドルの戻り売り意欲が強かった。一部の輸出企業は100円台前半で円買い・ドル売りに動いた。米連邦準備理事会(FRB)が前日に追加利下げに踏み切ったものの、米景気の先行き不透明感が強いとの見方は変わらず、ドル売り地合いも継続した。円は午後に98円80銭近辺まで下げ幅を縮めた。
円は対ユーロで大幅続落。17時時点では同1円90銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=155円66―69銭近辺で推移している。前日の海外市場で円安・ユーロ高が進んだ流れを引き継いだが、対ドルで円が下げ渋ったことに歩調を合わせ、円・ユーロ相場も下げ幅を縮める展開になった。
ユーロも対ドルで続落後に持ち直す展開。17時時点は同0.0039ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.5714―17ドル近辺で推移している。前日の海外市場でドルを買い戻す動きが優勢になった流れを受けユーロ安で始まった。しかし、ドルの先安観が根強い中で次第にユーロを買い戻す動きが見られ、欧州市場での取引時間帯に入るとユーロは一段と下げ幅を縮めた。〔NQN〕
(3/19 17:16)
外為14時・円、下げ幅縮小が続き99円台前半――ドル先安観強く
19 日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅縮小が継続。14時時点では前日17時時点に比べ1円54銭の円安・ドル高の1ドル=99円14―17銭近辺と、きょうこれまでの高値圏で推移している。午前中に100円台前半での底堅さを確認したことで、改めて円買い・ドル売りが優勢な展開になった。米連邦準備理事会(FRB)は前日に0.75%の利下げに踏み切ったものの、米景気の先行きに不透明感は強いままだ。このためドルの先安観が根強く、じりじりと円を買う動きが広がっている。〔NQN〕
(3/19 14:11)
外為10時・円、99円台後半で底堅い――輸出が買い、ドル先安観継続
19 日午前の東京外国為替市場で、円相場は底堅い。10時時点では前日17時時点に比べ2円12銭の円安・ドル高の1ドル=99円72―75銭近辺で推移している。早朝に100円台半ばまで急速に押し戻されたことで円買い・ドル売りの持ち高解消が一巡。その後は一部の輸出企業が100円台で円買いに動いたほか、戻り待ちのドル売りも見られる。円は9時過ぎに一時99円39銭近辺まで下げ幅を縮める場面があった。
前日に米株価が大幅に上昇したことが朝方までの大幅な円安・ドル高につながったが、市場では米景気の先行きに対する見方が依然として厳しい。このため、円が100円の節目を下回ると改めてドルの先安観を背景とした円買い・ドル売りに動きやすいという。
10時前の中値決済については、ドル需給の偏りは特に指摘されなかった。〔NQN〕
(3/19 10:09)
外為早朝・円、100円台前半に続落して始まる――対ユーロも続落
19 日早朝の東京外国為替市場で、円相場は大幅に続落して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ2円52銭の円安・ドル高の1ドル=100円 12―15銭近辺と、東京市場では14日以来、3営業日ぶりに100円台に押し戻されて推移している。米連邦準備理事会(FRB)は前日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決めた。利下げ幅は0.75%と、市場予想にあった1%には届かなかったが、声明で追加利下げ余地を示唆したことが米株価を押し上げ、ニューヨーク市場ではドル買いが優勢になった。この流れを引き継ぎ、早朝から円売り・ドル買いが先行。日本時間7時過ぎのオセアニア市場では一時100円45銭近辺まで下げる場面があった。米株高を受けて日本やアジアの株価も大きく上昇するとの観測が広がっており、投資家のリスク回避姿勢が和らぐ中で円買いの持ち高解消が上値を抑えている。ただ、100円台では一部の輸出企業などが円買い・ドル売り意欲を見せており、今のところ100 円台では下げ渋る場面も見られる。
円は対ユーロで大幅に続落して始まった。8時30分時点では同2円82銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=156円58―64銭近辺。前日の米株高を受け、円買いの持ち高を解消する動きが強まった海外市場の流れを引き継いでいる。
ユーロはドルに対して続落して始まった。8時30分時点では同0.0113ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.5640―43ドル近辺。前日のニューヨーク市場では、米利下げ幅が予想に比べて小幅だったとの見方がドルの買い戻しを誘ったほか、米株価が大幅に上昇したこともドルを押し上げた。この流れを映し、ユーロの対ドル相場はやや軟調に推移している。〔NQN〕
(3/19 8:45)
◆NY円、98円70―80銭で始まる(8:30)
【NQNニューヨーク】19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は前日比1円10銭円高・ドル安の1ドル=98円70―80銭で始まった。
(3/19 21:36)
NY円、5日ぶり急反落――1ドル=99円80―90銭、米株高で
【NQNニューヨーク=川内資子】18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに大幅反落。前日比2円55銭円安・ドル高の1ドル=99円80―90 銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表後の米株高を受けて、投資家のリスク許容度回復の思惑から円が売られた。
朝方に米証券大手ゴールドマン・サックスとリーマン・ブラザーズが発表した2007年12月―08年2月期決算は減収減益となったが、市場予想は上回った。足元で強まっていた米金融機関の財務悪化への懸念がやや和らぎ、円売りにつながった。
午後に米連邦準備理事会(FRB)がFOMCで、政策金利を0.75%引き下げると決めたと発表した。市場では1%の利下げを見込む参加者が多かったため、対ユーロなどでドルが買い戻された。FOMC後の声明が追加利下げを示唆したとして、米株が上げ幅を広げると円売りが膨らんだ。円は100円ちょうどまで下落した。
FOMCの結果発表直後には米株式相場が伸び悩み、リスク回避目的の円買い・ドル売りが優勢となる場面もあった。円の高値は97円35銭。
円は対ユーロで5日ぶりに大幅反落。前日比2円85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=155円85―95銭で取引を終えた。
ユーロはドルに対して5日ぶりに反落。前日終値の1ユーロ=1.57ドル台前半から1.56ドル台前半に下落した。米利下げ幅が予想より小さかったとして、ドルが買い戻された。このところユーロが最高値圏で推移しており、ユーロの利益確定売りが出やすかったという。ユーロの高値は1.5816ドル、安値は1.5617ドル。
英ポンドはドルに対して上昇。前日終値の一英ポンド=2.00ドル台前半から2.00ドル台後半に上昇した。2月の英消費者物価指数(CPI)が前年同月比2.5%上昇と英中央銀行の政策目標(2.0%)を上回り、ポンド買いがやや優勢となった。ただ、FOMC後にポンドは伸び悩んだ。
(3/19 8:01)
◆ロンドン外為9時半 円の対ドル相場は横ばい
【ロンドン=欧州総局】19日午前のロンドン外国為替市場の円相場は横ばい。午前9時半現在、前日終値と同水準の1ドル=98円20―30銭で推移している。
米連邦準備理事会(FRB)が0.75%の大幅な追加利下げを実施したが、市場では米景気の後退懸念と金融不安に対する警戒感からドルが売られやすい地合いが続いているという。ただ、現在の水準からさらにドルを大きく売り込む具体的な材料は見当たらず、円・ドル相場は小動きで推移している。
円の対ユーロ相場もほぼ前日と同水準で取引されており、現在は同10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=154円85―95銭。「円・ドル相場と歩調を合わせた動き」(邦銀ロンドン支店)という。
ユーロは対ドルで反落。現在は同0.003ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.5750―60ドル。
(3/19 21:09)
ロンドン外為18日 円は対ドルで反落
【ロンドン=欧州総局】18日のロンドン外国為替市場の円相場は反落。前日終値に比べ1円35銭円安・ドル高の1ドル=98円20―30銭で引けた。
この日は、欧州株が大幅反発したことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売りが先行した。午後に米国株も高く上げて始まると、円売りが一段と加速。下げ幅を広げて取引を終えた。
米の2月の住宅着工件数が市場予想を上回ったこともドル買いの手掛かり。ただ、「米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を控えて様子見感も強い」(邦銀ロンドン支店)という。
円の対ユーロ相場は大幅反落。同2円25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=154円95銭―155円05銭で引けた。前日に大幅な円高となった反動で、この日は朝方からユーロの買い戻しが入った。
ユーロは対ドルで続伸。前日終値に比べ0.0020ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.5780―90ドルで取引を終了した。
(3/19 6:30)
◆人民元、大幅に8日続伸 切り上げ後の高値、夕刻は7.0631―32元
【NQN香港=太田孝治】19日の中国外国為替市場で人民元相場は対米ドルで大幅に8日続伸。中国人民銀行(中央銀行)傘下の中国外貨交易中心(外為取引センター)が運営するホームページ「中国貨幣網」によると、現地時間17時30分(日本時間18時30分)時点の銀行間取引のレートは、前日の同時点に比べ 0.0184元の元高・米ドル安の1米ドル=7.0631―32元だった。2005年7月の元切り上げ後で初めて7.06元台に上昇した。一方、同時点の外為取引センター経由の取引は7.0630―44元だった。
(3/19 21:09)
人民元、19日基準値は7.0648元――急伸、切り上げ後初の7.06元台
【NQN香港=太田孝治】中国人民銀行(中央銀行)は19日、中国外国為替市場での人民元レートの基準値となる「中間値」を1米ドル=7.0648元と発表した。前日の基準値(7.0870元)と比べると0.0222元の元高・米ドル安水準。基準値としては2005年7月の元切り上げ後の最高値を更新し、初めて 7.06元台を付けた。前日の現地時間17時30分(日本時間18時30分)時点で、銀行間取引での人民元レートは7.0815―16元だった。
(3/19 10:24)
◆日銀総裁の空席確定、参院が「田波氏」否決・西村副総裁決定
参院は19日昼の本会議で次期日銀総裁に元大蔵次官の田波耕治国際協力銀行総裁(68)を充てる政府案を民主、共産、社民各党などの反対多数で否決し、不同意とした。福井俊彦日銀総裁の任期が同日で満了となるため、日銀総裁は戦後初の空席になる。すでに国会が副総裁として同意済みの白川方明氏(58)が総裁の職務を代行する方向だが、金融政策の司令塔不在という異例の事態を迎える。
参院本会議では田波氏のほか、副総裁に西村清彦日銀審議委員(54)を起用する案も採決し、共産党を除く賛成多数で可決した。続く衆院本会議では田波、西村両氏について与党の賛成多数で同意した。衆参両院本会議の採決を受けて政府は持ち回り閣議で白川、西村両氏の副総裁就任を決定する。19日中に福井総裁が白川氏を20日以降の総裁代行に指名する見込みだ。
福井総裁の後任人事で衆参の判断が分かれるのは今回で2度目。12日に参院が本会議で武藤敏郎副総裁の昇格案を否決。13日に衆院本会議が同意したものの日銀総裁人事は両院の同意が必要なため武藤氏の昇格案は実現しなかった。(13:45)
福井日銀総裁「総裁空席、異例で残念」・退任記者会見
日銀の福井俊彦総裁は19日、5年間の任期満了に伴う退任記者会見で、後任総裁空席について「歴史的にも異例なことで残念だ」と語った。今後の人選は「出自は関係ない」と指摘。総裁の資質があるかどうかが重要との認識を示した。空席回避へ日銀法改正の議論が浮上しているが、福井総裁は慎重に対応すべきだとの考えを表明した。 (19日 21:24)
◆米FRB、0.75%の利下げ・声明で追加緩和に含み
【ワシントン=米山雄介】米連邦準備理事会(FRB)は18日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、最も重要な政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%引き下げ、年2.25%とすることを賛成多数で決定、即日実施した。FOMC終了後に発表した声明で「下振れリスクはなお残る」と景気の先行きに懸念を表明。「必要に応じて迅速に行動する」と強調し、一段の追加緩和に含みを残した。
金融機関向けの貸出金利である公定歩合も16日の0.25%の緊急引き下げに続き、FF金利と同幅の0.75%下げ、年2.5%とする。今回の利下げでFF金利の誘導目標から物価上昇率を差し引いた「実質金利」はほぼゼロとなった。
声明は「金融市場は引き続きかなりの緊張状態にある」と指摘した。金融機関の貸し渋りや住宅市場の調整で、米国の経済成長は向こう数四半期は下押しされるとの見通しを示した。 (10:51)
◆政府系ファンドの株投資、08年すでに2兆4000億円
【ロンドン=田村篤士】産油国の石油収入や外貨準備高などを運用する各国の政府系ファンドによる大型の株式投資額が2008年はすでに244億ドル(2 兆4000億円)となり、昨年1年間の5割に達した。英米系の調査会社ディール・ロジックが独自に集計し、17日発表した。
集計対象はまとまった株式取得を伴う大型投資(公表ベース)。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で損失を出した欧米金融機関向けの投資が多く、今年最大の案件は総額100億ドル超に上る米シティグループへのクウェート投資庁などによる1月の投資。
07年は年間で485億ドルと前の年の2.5倍だった。昨年夏場から世界的に金融市場の混乱が深まるなかで、政府系ファンドが「数少ない買い手」になっている。(12:16)
本日のニュース一覧
- NY円、5日ぶり急反落――1ドル=99円80―90銭、米株高で (19日 08:01)
- NY円、98円70―80銭で始まる(8:30) (19日 21:36)
- NY株大幅続伸、一時296ドル高・金融関連株が相場上げ先導 (3/19 1:15)
- SGX日経平均先物・寄り付き 555円高の1万2445円で始まる (19日 08:47)
- シンガポール株19日・小反落――朝高も、米株の反落を警戒 (3/19 18:39)
- ドイツ株18日 DAXは211ポイント高の6393 (19日 06:31)
- ロンドン外為18日 円は対ドルで反落 (19日 06:30)
- ロンドン外為9時半 円の対ドル相場は横ばい (19日 21:09)
- ロンドン株、小幅反落で始まる (19日 18:27)
- ロンドン株10時 反落 銀行株が安い (19日 21:10)
- ロンドン株18日 5605.8ポイント高で終了 (19日 06:31)
- 外為10時・円、99円台後半で底堅い――輸出が買い、ドル先安観継続 (19日 10:09)
- 外為12時・円、大幅続落――3日ぶり100円台の場面も、対ユーロ続落 (19日 12:17)
- 外為14時・円、下げ幅縮小が続き99円台前半――ドル先安観強く (19日 14:11)
- 外為17時・円、大幅続落も下げ渋る展開――対ユーロも下げ縮小 (19日 17:16)
- 外為9時・円、99円台に下げ渋り――対ユーロも下げ幅を縮小 (19日 09:09)
- 外為早朝・円、100円台前半に続落して始まる――対ユーロも続落 (19日 08:45)
- 外国為替、対個人客売り相場・19日 (19日 10:42)
- 外国為替、対個人客売り相場・19日 (3/19 10:42)
- 株価指数先物・オプション・前引け――大幅続伸も上値追いは続かず (19日 11:29)
- 株価指数先物・オプション・大引け 大幅続伸、1万3500円コール買われる (19日 15:44)
- 韓国株、大引け33ポイント上昇の1622 (3/19 16:55)
- 香港株寄り付き・大幅に続伸で始まる――指数は2万2000台回復 (3/19 11:43)
- 香港株前引け・大幅に続伸――中国系株や不動産株に買い (3/19 14:30)
- 香港株大引け・大幅に続伸――米株高や中国移動の好決算を好感 (3/19 18:27)
- 上海株、6日ぶり急反発 (3/19 16:56)
- 上海株、急反発で始まる――2%高、預金準備率上げも銀行株上昇 (3/19 11:24)
- 上海株、前引けは急反発――3.5%高、招商銀の好決算も支援材料 (3/19 13:19)
- 新興市場19日・3指数が上昇――買い直し入るも後場に減速 (19日 15:59)
- 新興市場前引け・3指数が上昇 日経平均急伸で主力株買い直し (19日 11:36)
- 人民元、19日基準値は7.0648元――急伸、切り上げ後初の7.06元台 (19日 10:24)
- 人民元、大幅に8日続伸 切り上げ後の高値、夕刻は7.0631―32元 (19日 21:09)
- 台湾株19日・大幅続伸――米株急伸で安心感、幅広い銘柄に買い (3/19 15:10)
- 大口注文(東証・後場)パシフィック940株の買い越し (19日 12:37)
- 大口注文(東証・前場)三菱UFJ127万株、新日鉄122万株買い越し (19日 09:25)
- 東京円、大幅続落――日銀公表19日17時時点99円04―07銭 (19日 17:56)
- 東証10時・高値圏でもみ合い――主力株の上げ一服、手詰まり感も (19日 10:18)
- 東証14時・伸び悩み――円下げ渋り、あす休場で手じまいも (19日 14:10)
- 東証寄り付き・大幅続伸、上げ幅一時400円超――主力株全面高 (19日 09:25)
- 東証後場寄り・再び上値試し――アジア株の全面高も支えに (19日 13:01)
- 東証前引け・大幅続伸、朝高後は伸び悩む――先行き不安は残る (19日 11:15)
- 東証大引け・大幅続伸、1万2000円台回復――朝高後は上値重い (19日 15:26)
- 日経平均先物、一段と上げ幅縮小――円、1ドル=98円台に上昇 (19日 14:34)
- 日経平均先物、急伸で始まる――米株高好感し510円高で寄り付く (19日 09:25)
- 日経平均先物、堅調――アジア株軒並み高を好感 (19日 13:00)
- 日経平均先物、高値もみ合い 様子見ムード、上海株反発に反応薄 (19日 10:49)
- 日経平均先物、上げ幅縮小――徐々に手じまい売りに押される (19日 13:55)
- 日経平均先物、夜間取引で軟調――円相場の上昇を嫌気 (19日 18:26)
- 日経平均先物が伸び悩み――円相場、99円台に下げ渋りで (19日 09:46)
- 日経平均大引け・続伸も朝高後伸び悩む――円下げ渋りなど重し (19日 15:04)
- 日本株ADR・18日、堅調――アドテスト、三菱UFJ、野村が上昇 (19日 07:55)
- 米国株、買い先行で始まる――モルスタが7%上昇、米ビザ上場 (19日 22:53)
- 米国株急伸――ダウ420ドル、ナスダック91ポイント高 リーマンなど証券決算を好感 (19日 06
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