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2008年4月 »
1日(火)
◆東証大引け・反発 新年度初日も実需買い少ない、「UBS損失」は重し
1日の東京株式市場で日経平均株価は反発。大引けは前日比130円88銭(1.04%)高の1万2656円42銭だった。朝方発表の日銀の企業短期経済観測調査(短観、3月調査)で景況感の急速な悪化が示されたが、市場では「予想の範囲内」との受け止め方が多く、株価指数先物を買い戻す流れが一時強まった。ただ後場中ごろ以降は、3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の発表を米国時間1日に控えて模様眺めムードが強まる中、株価指数先物に仕掛け的な売りが出て、日経平均は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も反発。
前日の大幅安の反動や、3月31日の米株の反発を好感した買いもあり、日経平均は上げ幅が253円に達する場面があった。
もっとも、米国発の信用不安は根強く、新年度初日にもかかわらず、実需買いは少なかった。午前に「スイスの総合金融大手、UBSの損失が拡大する見通し」と伝わったことも投資心理に影を落とした。UBSは日本時間14時ごろ追加損失と資本増強を発表したが、事前の報道内容と大きな違いはないとして、発表後の市場の反応は限られた。
東証1部の売買代金は概算2兆885億円。売買高は同17億4156万株で全日立ち会い日としては07年10月18―29日(8日連続)以来の8日連続の20億株割れとなった。東証1部の値上がり銘柄数は1145、値下がりは490、横ばいは85だった。
三井住友FG、ミレアHDが上げ、キヤノン、HOYA、富士フイルムが上昇。塩野義が買われ、トヨタ、ホンダは小高い。新日鉄も上昇した。半面、三菱商、丸紅、住友鉱が安く、KDDI、ソフトバンクが下落した。前日に08年3月期の業績予想を大幅に下方修正した千代建は値幅制限の下限(ストップ安)で大引けに比例配分された。
東証2部株価指数は続落。日精機、中央電が下げた。半面、STECH、トーセイが上げた。〔NQN〕(18:08)
東証14時・高値圏で小動き――米経済指標の発表控え模様眺め
1日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうこれまでの高値圏で小動き。前日終値を200円程度上回る1万2700円台前半で推移している。目新しい材料が少なく、売りにも買いにも積極的には動きづらいという。米国で1日に3月の新車販売台数や同月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の発表を控えており、模様眺めムードが強まっている。東証株価指数(TOPIX)も高値圏で小動き。
14時時点の東証1部の売買代金は概算1兆4940億円、売買高は同12億5402万株。東証1部の値上がり銘柄数は1122、値下がりは488、横ばいは109だった。
HOYA、東京精、ニコンが高く、三井住友FG、ミレアHDが買われている。新日鉄、JFEは堅調。トヨタ、ホンダは高い水準で小動き。ローソンは連日で年初来高値を更新した。半面、ソフトバンク、KDDIが下げ、三菱商、丸紅、住友鉱が安い。JT、キリンHDが下落している。〔NQN〕(14:21)
東証後場寄り・一段高――先物に買い戻し続く、上げ幅一時250円
1日の後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段高。1万2700円台後半に上昇し、上げ幅を250円に広げる場面があった。相場全般の底堅さを受けて株価指数先物を買い戻す流れが続いている。外国為替市場で円高・ドル安進行が一服していることも支援材料。ただ、米国発の金融システム不安への警戒感は根強く、現物株への実需買いは少ないという。先物への買い戻し一巡後は日経平均は伸び悩んでいる。東証株価指数(TOPIX)も一段高。
後場寄り付き前の大口成り行き注文は、買いが2960万株、売りが3460万株で500万株の売り越しだった。
前引け後の東証立会外取引でバスケット注文は約328億円成立したが、相場全般への影響は目立たない。
12時45分時点の東証1部の売買代金は概算1兆545億円、売買高は同8億8601万株。東証1部の値上がり銘柄数は1147、値下がりは472、横ばいは100だった。
三井住友FG、ミレアHDが高く、新日鉄、JFEが堅調。アドテスト、キヤノンが上げている。半面、KDDI、ソフトバンクが下げ、住友鉱、三菱商が下落。千代建は値幅制限の下限(ストップ安)で売り気配が続いている。〔NQN〕(13:00)
東証前引け・反発――短観悪化も「想定内」で買い戻し、2部は続落
1日前場の東京株式市場で日経平均株価は反発。前引けは前日比172円45銭(1.38%)高の1万2697円99銭だった。前日に大幅安した反動に加え、3月31日の米株相場が反発したことで、買い安心感が広がり、幅広い銘柄が上昇した。朝方発表の日銀の企業短期経済観測調査(短観、3月調査)で景況感の急速な悪化が明らかとなったが、市場では「予想の範囲内」との受け止め方が次第に優勢となった。日経平均は株価指数先物への買い戻しをきっかけに上げ幅が200円を超える場面があった。東証株価指数(TOPIX)も反発。
日経平均は朝方、小幅に下げる場面があったが、心理的な節目の1万2500円を割り込まなかったため、徐々に下値の堅さを評価した買いが増えた。もっとも、米国発の金融システム不安への懸念は根強いため、上値を買い進む動きは少なかった。
前引けで東証1部の売買代金は概算8674億円、売買高は同7億3195万株。東証1部の値上がり銘柄数は1124、値下がりは492、横ばいは97だった。
トヨタ、ホンダ、ソニー、キヤノンが上昇。新日鉄、JFEが上げ、三菱UFJ、三井住友FGが堅調だった。塩野義が買われた。半面、ファナック、パイオニア、カシオが下げ、KDDI、ソフトバンクが軟調。前日に08年3月期業績の下方修正を発表した千代建は、値幅制限の下限(ストップ安)まで気配を下げたが、前場は売買が成立しなかった。
東証2部株価指数は続落。日精機、トーセイが下げた。半面、STECH、有楽地が上げた。〔NQN〕(11:26)
東証10時・堅調――上げ幅200円超す、自動車株や鉄鋼株に買い
1日前場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は堅調。10時過ぎには1万2700円台に上昇し、上げ幅は200円を超えた。日銀の企業短期経済観測調査(短観、3月調査)で2008年度の設備投資の計画額の減少したことが明らかとなり、朝方は設備投資関連に売りが先行。日経平均は下げる場面があったが、心理的な節目の1万2500円を割り込まなかったため、次第に下値の堅さを好感した買いが優勢になった。自動車株や鉄鋼株、銀行株など幅広い銘柄が上げている。東証株価指数(TOPIX)も堅調だ。
10時時点の東証1部の売買代金は概算4913億円、売買高は同4億1306万株。東証1部の値上がり銘柄数は1011、値下がりは566、横ばいは134だった。
トヨタ、ホンダが上げ、新日鉄、JFEが上昇。塩野義、富士フイルムが買われ、みずほFG、三菱UFJがしっかり。半面、松下、シャープが下げ、KDDI、ソフトバンクがさえない。千代建は朝方から売り気配が続いている。
東証2部株価指数は小安い。日精機、トーセイが安い。半面、STECH、ソディックが高い。〔NQN〕(10:13)
東証寄り付き・反発――米株反発で買い先行、下げに転じる場面も
1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発して始まったが、間もなく下げに転じる場面があった。1万2500円台半ばを中心に推移している。前日に大幅安した反動に加え、3月31日の米株相場が反発したことが買い安心感を誘い、自動車など主力株の一部に買いが先行した。ただ、朝方発表の日銀の企業短期経済観測調査(短観、3月調査)の内容が、設備投資減速への警戒感を誘い、相場全般の重しになった。東証株価指数(TOPIX)は小反発。
日銀が8時50分に発表した短観は、大企業製造業の業況判断指数(DI)が前回調査比8ポイント低下のプラス11と市場予想平均(日経QUICKニュース社集計)のプラス12とほぼ同じだった。ただ、大企業の2008年度の設備投資計画が1.6%減と市場予想平均(同)の0.2%減より減少幅が大きかったため、投資心理に影を落としている。
寄り付き前の大口成り行き注文は、買いが2780万株、売りが2180万株で差し引き600万株の買い越しだった。
トヨタ、ホンダが高く、キヤノン、エルピーダ、塩野義に買いが先行している。半面、ファナック、京セラ、東エレクが安く、松下、シャープが下げている。〔NQN〕(09:25)
◆新興市場1日・売り優勢――ジャスダック平均・マザーズ指数が下落
1日の新興企業向け株式市場では売りが優勢。日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数はいずれも下落した。足元で反発局面が続いてきた主力株の一角に下落する銘柄が目立った。日経平均株価の値動きが不安定で、市場全体の先行きに方向感が定まらない中、上値追いに慎重な投資家が増えた。
日経ジャスダック平均は続落。終値(確報)は前日比1円64銭安の1452円82銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で267億円、売買高は6803万株だった。主力株で構成するJストック指数は続落。
楽天が売られ、ユビキタ、ウェブマネーも下落した。ファンコミ、JCOM、イートレードも安い。一方、セブン銀が高く、プロデュース、ワークスAP、カルナバイオも上昇した。インデックスも買われた。
マザーズ指数は続落し、終値は前日比8.47ポイント安の612.43だった。ngi、ACCESS、サイバーが下げ、ビリングシス、アルデプロ、フルスピードも安い。アンジェス、フリービットも下落した。半面、ミクシィが高く、アクロディア、ザッパラスが上昇。日本風力開発が買われ、スタートトゥも上げた。
大証ヘラクレス指数は5営業日ぶりに反発。終値は前日比6.75ポイント高の964.05だった。テックファムが買われ、ダヴィンチも上昇。大証が高く、ガンホー、ハドソン、ネクスジェンも上げた。一方、ASSETが売られ、ぐるなび、ウェブドゥ、ZENTEKが安い。〔NQN〕(15:45)
新興市場前引け・高安まちまち――マザーズ指数は上昇
1日午前の新興企業向け株式市場では高安まちまち。主要3指数は小動きだった。東証マザーズ指数と大証ヘラクレス指数が小幅に上昇した一方、日経ジャスダック平均株価は続落した。ネット関連株や環境関連株への物色は継続したものの、上昇基調が続いてきた主力株の一角には利益確定売りで下落する銘柄がみられた。市場では「新年度入りで投資家の動きが活発になることへの期待が下支えしている」(国内証券)との声があった。
日経ジャスダック平均の前引け(11時1分現在)は前日に比べ30銭安い1454円16銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で132億円、売買高は3623万株だった。楽天、ユビキタが下げ、ファンコミ、イートレードも安い。エイチアイも下落した。一方、セブン銀が高く、プロデュース、ワークスAPも上昇した。カルナバイオ、日本精密も上げた。主力株で構成するJストック指数も続落。
マザーズ指数は反発。前引けは前日比2.67ポイント高の623.57だった。ACCESS、アクセルMが高く、ミクシィ、サイバーも上昇した。日本風力開発が買われ、ビリングシスも上げた。半面、ngiが軟調で、フルスピード、アンジェスも下げた。
ヘラクレス指数は反発。前引けは前日比4.46ポイント高の961.76だった。ASSETが買われ、テックファムも高い。ダヴィンチ、ぐるなびが上昇し、大証も上げた。一方、ウェブドゥが下げ、マネパが売られた。スターマイカも安い。〔NQN〕(11:35)
◆米国株、大幅続伸で始まる――リーマン、UBSの増資好感 金融株に買い
【NQNニューヨーク=千田浩之】1日の米株式相場は大幅に続伸して始まった。取引開始直後の9時35分前後に、ダウ工業株30種平均は前日比151ドル4セント高の1万2413ドル93セント、ナスダック総合株価指数は同32.12ポイント高の2311.22で推移している。大手金融機関が資本増強策を発表したことなどを手掛かりに、金融株を中心に買いが集まっている。
前日夕に優先株発行による公募増資を発表した米証券大手リーマン・ブラザーズが、予定を上回る申し込みを受けたと1日朝に発表。スイスの金融大手UBSも同日、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連で1―3月期に190億ドルの追加損失を計上すると同時に150億スイスフランの増資を実施すると発表。それぞれ株価が大幅高で推移している。シティグループ、メリルリンチなども買われている。
その他金融銘柄では、債務担保証券(CDO)など信用リスクの高い金融商品へのエクスポージャー(リスクのある持ち高)を減らしたと伝わったモルガン・スタンレーが上昇。資金調達に成功しひとまず破綻が回避される方向となった米住宅金融会社のソーンバーグ・モーゲージが33%高。25億ユーロの追加損失を計上すると発表したドイツ銀行も買いが先行している。
金融以外では、工場閉鎖や人員削減などリストラ策を発表したデルが高い。投資判断の引き下げが伝わったペプシコが安い。金先物相場が大幅安で推移していることから、ニューモント・マイニングなど金鉱山株がさえない。
(4/1 23:00)
米国株反発、ダウ平均46ドル高――金融株高い、メルク急落重し
【NQNニューヨーク=川勝充郎】3月31日の米株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前週末比46ドル49セント高の1万2262ドル 89セントで終えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、終値は17.92ポイント高の2279.10。下げが続いていた金融株の一角に自律反発狙いの買いが入ったほか、3月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を上回り、買いが優勢になった。
前週にアナリストによる利益見通し引き下げなど悪材料が続いた金融株が総じてしっかり。ポールソン米財務長官が1930年代の大恐慌以来となる金融行政の包括的な改革案を発表し、危機の再発防止に向けた姿勢を示したことが金融株高の一因との見方があった。消費者事業の再編を発表したシティグループが3%弱上昇したほか、JPモルガン・チェースやモルガン・スタンレーが高い。
3月のシカゴ購買部協会景気指数(シカゴPMI)が前月から改善し、市場予想を上回ったことも相場を支えた。四半期末とあって機関投資家による「お化粧買い」観測もあり、ダウ平均の上げ幅は一時100ドルを上回った。ただ高脂血症治療薬の優位性を否定する研究結果が発表されたと伝わってメルクが10%超下げたほか、金や原油の先物相場の下落を受け素材株が軟調。週末にかけ 3月雇用統計など注目度の高い経済指標の発表を控えていることもあり、相場の上値は限られた。
S&P500種株価指数は7.48ポイント高の1322.70。業種別S&P500種指数では通信サービスや消費循環、公益、金融など八業種が上昇。ヘルスケアと素材が下落した。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約15億8000万株(速報値)、ナスダック市場は約18億株(同)。
ロイヤル・ダッチ・シェルから通信インフラ関連で総額16億ドルの契約を獲得したと発表したAT&Tが堅調。ダウ平均構成銘柄ではシティが上昇率で首位となったほか、ホーム・デポが高い。
一方、メルクと高脂血症薬を共同で販売しているシェリング・プラウが20%以上下げた。たばこ大手アルトリア・グループから分離・独立した海外事業を手掛けるフィリップ・モリス・インターナショナルがNYSEで売買を開始、やや売り優勢で終えた。
(4/1 6:53)
◆ロンドン株10時続伸銀行株が高い
【ロンドン=欧州総局】1日午前のロンドン株式相場は続伸。FTSE百種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ42.1ポイント高の5744.2で推移している。
スイス大手銀UBSが米信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に関連して、190億ドルの評価損を追加計上すると発表した。これを受け、サブプライム問題を巡る欧州の金融市場の混乱が底を打ったとの見方が一部に出て、銀行株が軒並み上昇。相場をけん引している。値上がり銘柄数は82。
銀行株は全面高。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、バークレイズ、ロイズTSBがいずれも前日終値比3%以上の上昇となっている。
薬品のアストラゼネカも高い。同社の抗コレステロール製剤「クレストール」の臨床試験が好調に終了したのを好感した。JPモルガンが投資評価を引き上げたのも買いにつながっている。
半面、鉱業株は金、銅相場の下落を嫌気し、軒並み売られている。
(4/1 18:32)
ロンドン株、続伸で始まる
【ロンドン=欧州総局】1日朝のロンドン株式相場は続伸。FTSE百種総合株価指数は午前9時15分現在、前日終値比47.4ポイント高の5749.5で推移している。
(4/1 17:19)
ロンドン株31日9.2ポイント高で終了
【ロンドン=欧州総局】31日のロンドン株式相場は小反発。FTSE百種総合株価指数は前週末終値に比べ9.2ポイント高の5702.1で引けた。
主要銘柄への投資判断引き下げが相次ぎ、朝方は売りが先行した。その後、徐々に下げ幅を縮小。午後は米国株の上下につれて一進一退の値動きが続いた後、小幅ながら上昇に転じて引けた。値上がり銘柄数は40。
保険のフレンズ・プロビデントは前日終値比3.5ペンス高の123.6ペンスで引けた。米投資会社のJPフラワーズからの買収提案を、評価額が低すぎるとして拒否したことが好感された。
石油・ガスのケアン・エナジーも高い。ABNアムロによる目標株価引き上げを好感し、同32ペンス高の2834ペンスで引けた。
半面、メディアのITVは同4.6ペンス(6.77%)安と、大幅に下落。UBSによる投資評価、目標株価の引き下げを嫌気した。
携帯電話サービスのボーダフォンも、モルガン・スタンレーによる投資評価引き下げを手掛かりに下落。終値は同6.1ペンス(3.89%)安となった。
(4/1 1:21)
◆ドイツ株31日DAXは24ポイント安の6534
【フランクフルト支局】31日のフランクフルト株式相場は続落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前週末比24.93ポイント(○・38%)安の6534.97だった。
この日はアジア株下落の流れを引き継ぎ、朝方に一時2%下落。その後は下げ幅を縮小した。
コメルツ銀行やポストバンクといった金融株が安い。金融市場の混乱の影響が懸念されたうえ、再編観測で前週末に買われた反動も出た。医薬大手のメルクは配当落ちもあり5.○%下落。旅行のTUIも1.6%下げた。
一方、半導体大手のインフィニオンが1.6%上昇。この日の東京市場でエルピーダ株がメモリー価格の値上げ観測で大幅上昇したのを受け、連想で買われた。リンデは米大手証券による買い奨励リスト入りの情報が伝わり1.5%上げた。BMWやコンチネンタルも高い。
(4/1 1:19)
◆シンガポール株1日・大幅反発――UBSの資本増強策を好感
【NQN香港=太田孝治】1日のシンガポール株式相場は大幅に反発。ST指数の終値は前日比39.18ポイント(1.30%)高の3046.54だった。前日の米株高を好感。欧州系金融大手UBSが資本増強策を発表したことも支援材料となり、銀行株に買いが膨らんだ。
昼休み時間中に、「UBSが1―3月期に米不動産関連などで約190億米ドルの損失を計上し、同期の最終赤字は120億スイスフランになった見通しと発表した」と伝わった。このため、米国の信用リスクへの懸念から、ST指数は後場に入って一時下落。節目の3000を割り込んだ。しかし、UBSが資本増強のため150億スイスフランの増資を計画していることが次第に見直され、シンガポール市場でも銀行株に買いが膨らんだ。
不動産株も軒並み上昇。シンガポール都市再開発庁(URA)は「1―3月期住宅価格指数(速報値)が、07年10―12月期に比べ4.2%上昇した」と発表。伸び率は07年 10―12月期の6.8%から鈍化したものの、引き続き住宅価格の上昇傾向が続いていることが不動産株買いにつながった。
DBS、OCBC銀行、UOB銀行が高く、キャピタランド、シティディベロ、ケッペルランド、ヤンロード・ランドに買いが膨らんだ。Sテレコム、シンガポール航空など大型株も上昇。半面、ケッペル、セムコープ・マリン、F&N、香港ランドが下げた。
(4/1 18:55)
◆香港株大引け・大幅反発割安感で主力株買い、後場に一時下落も
【NQN香港=早川亜美】1日の香港株式市場でハンセン指数は大幅に反発。大引けは前日比288.26ポイント(1.26%)高の2万3137.46と、前日に割り込んだ2万3000の大台を再び回復した。前日の米株反発で買い安心感が広がり、主力株を中心に割安感に着目した買いが入った。この日の上海株急落を受けて後場に下げに転じる場面もあったが下値は限られ、終盤にかけて急速に持ち直した。
1―3月期のハンセン指数の下落率が四半期ベースで約6年半ぶりの大きさとなったことで、バリュエーション(投資尺度)面での香港株の割安感に着目した買いが入った。中国本土系銘柄が金融株を中心に上昇。主力不動産株も堅調に推移した。個別銘柄では、前日の米金融株高を受けて時価総額上位の英系金融大手HSBCが大幅に反発し、指数を大きく押し上げた。
この日の上海株式市場で上海総合指数は後場に一段安となり、大幅続落で取引を終了。このため香港市場でも中国本土系銘柄を中心に一時売り優勢となり、ハンセン指数が前日比150ポイント近く下げる場面もあった。スイス金融大手UBSの新たな損失処理が伝わったことも重しとなった。もっとも2万3000の節目を下回る水準で支えられると、底堅さを好感した買いで急速に下げ幅を縮めた。香港のメーンボード(東証一部に相当)の売買代金は概算で780億香港ドル。
中国建設銀行、交通銀行、中国人寿保険、中国石油化工(シノペック)、中国移動、中国網通に買いが膨らみ、新鴻基地産、長江実業、ヘンダソンランドが上昇した。半面、中電控股、香港電灯が下落。裕元工業、エスプリが売られた。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数とレッドチップ(中国本土系香港企業株)指数がともに反発した。
(4/1 17:59)
香港株前引け・大幅に反発――朝方の買い一巡後は伸び悩む
【NQN香港=早川亜美】1日前場の香港株式市場でハンセン指数は大幅に反発。前引けは前日比299.95ポイント(1.31%)高の2万3149.15だった。前日の米株式相場の反発で買い安心感が広がり、中国本土系銘柄や不動産株を中心に物色された。もっとも上値は限定的で、ハンセン指数は朝方の買い一巡後に伸び悩んだ。
前場の上海株は大幅に続落したが、香港株への影響は限られた。ハンセン指数の1―3月期の下落率が四半期ベースで約6年半ぶりの大きさとなったことで香港株の割安感が意識され、見直し買いが広がった。前日の米金融株高を受けて英系金融大手HSBCが堅調に推移。中国本土系銘柄も中国移動や中国建設銀行など時価総額上位の銘柄を中心に上昇し、指数を押し上げた。
ただ米景気後退懸念など外部環境の先行き不透明感はぬぐい切れておらず、上値では戻り待ちの売りも目立った。指数は朝方に2万3300台に乗せた後は伸び悩む展開。前日の相場下落の場面で買われていた公益株が利益確定売りで下げ、指数の足を引っ張った。商いは盛り上がりに欠け、香港のメーンボード(東証1部に相当)の売買代金は概算で383億香港ドルと前日の同時点(410億香港ドル)を下回った。
中国工商銀行、交通銀行、中国網通、中国石油化工(シノペック)が堅調。新鴻基地産、長江実業、恒隆地産に買いが膨らんだ。半面、中電控股、香港中華ガス、香港電灯が下落。エスプリ、長江基建が売られた。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数がそれぞれ大幅に反発した。
(4/1 14:25)
香港株寄り付き・反発で始まる――指数は2万3000台を回復
【NQN香港=早川亜美】1日前場寄り付きの香港株式市場でハンセン指数は反発して始まった。寄り付き時点で2万3000の大台を回復。上げ幅は一時400ポイントを超え、現在2万3200の節目近辺で推移している。前日の米株式相場の反発を好感。きょうの上海株が朝安後に一時上げに転じるなど底堅いことも支援材料となり、中国本土系銘柄や銀行株、不動産株を中心に買いが先行した。
ハンセン指数の1―3月期の下落率は約18%と、四半期ベースで約6年半ぶりの大きさとなった。このため香港株の割安感が意識され、投資家の買い戻す動きを後押ししている。前日の米金融株高を受けて英系金融大手HSBCが上昇し、指数を押し上げている。
もっとも、前日の相場急落の場面で買われていた公益株の一角は利益確定売りで下落。米景気減速懸念など外部環境の先行き不透明感は根強く、今のところ一段の上値を追う動きは限られている。
東亜銀行が上昇し、新鴻基地産、長江実業が買われている。中国建設銀行、中国移動、中国石油化工(シノペック)が堅調。半面、中電控股が下落。エスプリ、長江基建が売られている。
中国関連株ではH株(香港上場の中国本土企業株)指数、レッドチップ(中国本土系香港企業株)指数がともに大幅に反発して始まった。
(4/1 11:53)
◆上海株1日・大幅に続落――引き締め懸念し、1年ぶり安値
【NQN香港=早川亜美】1日の中国株式市場で上海株式相場は大幅に続落。上海総合指数は前日比143.551ポイント(4.13%)安の3329.162と終値で節目の3400を割り込み、昨年4月6日以来、約1年ぶりの安値を付けた。中国人民銀行(中央銀行)の金融引き締め強化に対する警戒感が強まり、損失覚悟の売りが広がった。指数は朝方こそ前日終値を挟んでもみ合ったものの、その後はほぼ一本調子で下げ幅を拡大。後場に一段安となり、3300の節目割れが意識される場面もあった。
中国人民銀行は前日に1―3月期の貨幣政策委員会定例会の概要を公表。緊縮的な金融政策の継続を示唆する内容だったため、追加利上げなど金融引き締め策の早期実施に対する警戒感が高まった。月内に発表が本格化する企業の1―3月期決算について、世界的な景気減速観測などを背景に業績悪化懸念が出ていることも投資家心理の重しとなった。不動産株や鉄鋼株などを中心に値幅制限の下限(前日終値比10%安)近くまで急落する銘柄が相次ぎ、指数を押し下げた。
きょうの市場では時価総額上位の主力銘柄のほか、小売りや電力といった中小型株の下げも目立った。「これまでファンド中心だった売りの動きが、個人投資家にも広がりつつある」(地元証券会社)との声が聞かれた。相場低迷の打開に向けて期待されている当局の株式相場支援策は依然として示されておらず、幅広い銘柄に失望感からの見切り売りが続いた。
中国工商銀行、中国人寿保険、中信証券が下落。中国石油化工(シノペック)、中国連合通信、宝山鋼鉄が大幅安となり、江西銅業の下落率は10%に達した。上海新黄浦置地、上海万業企業に売りが膨らんだ。半面、中国神華能源が上昇。中国南方航空が買われ、中国鉄建が値を上げた。
上海の米ドル建てB株相場は大幅に続落。上海B株指数の終値は前日比12.507ポイント(4.88%)安の243.488と、昨年4月30日以来、約11カ月ぶりの安値を付けた。
(4/1 17:41)
上海株、前引けは大幅続落――3%安、追加引き締め懸念高まる
【NQN香港=太田孝治】1日前場の中国株式市場で、上海株式相場は大幅に続落。前引けは前日比102.723ポイント(2.95%)安の3369.990だった。前引け間際には3350台に下落し、取引時間中では昨年4月10日以来、約1年ぶりの安値を付けた。中国人民銀行(中央銀行)は前日の大引け後、1―3月期の貨幣政策委員会定例会の内容を公表。その中で「多くの金融政策を総合的に用い、融資の大幅な伸びを抑制する」などとし、金融引き締め政策を継続する姿勢を改めて表明した。このため、利上げなど追加的な景気引き締め策の早期実施が警戒され、不動産株が軒並み急落。銀行や石油など時価総額上位銘柄も軒並み下落し、指数を押し下げた。
上海米ドル建てB株指数も大幅に続落。前引けは前日比7.212ポイント(2.81%)安の248.783だった。
(4/1 13:13)
上海株、続落で始まる――0.3%安、石油株などに売り先行
【NQN香港=太田孝治】1日朝方の中国株式市場で、上海株式相場は続落して始まった。通常取引開始前の「プレオープニング」で上海総合指数は前日比0.33%安い3461を付けた。石油株や銀行株の一角などに売りが先行している。
(4/1 10:49)
◆外為17時・円、夕方に一段安100円台前半に反落、対ユーロ下げ渋り
1日の東京外国為替市場で、円相場は反落。夕方に一段安になり、17時時点では前日の同時点に比べ75銭の円安・ドル高の1ドル=100円10―13銭近辺で推移している。欧州市場での取引時間帯に入りユーロ売り・ドル買いが優勢の展開が継続。対円でもドルが戻りを試し、円が押し戻されている。欧州の大手金融機関であるUBSが信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)などに関連した追加損失の計上を発表したことが対ユーロでドルを買い戻す動きにつながった。円は16時半過ぎに100円25銭近辺まで下げた。円の高値は15時ごろに付けた99円59銭近辺。
午前中は99円台後半を中心に方向感なくもみ合った。日銀が朝方発表した企業短期経済観測調査(短観、3月調査)では市場予想通りの景況悪化が示され、相場の反応は限られた。
円は対ユーロで下げ渋り。17時時点では2銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=156円97銭―157円02銭近辺で推移している。午前中は前日の海外市場の水準を引き継いで反落して推移したが、午後に対円でもユーロ売りが強まり円の下げ幅は縮小した。
ユーロは対ドルで6営業日ぶりに反落。17時時点は同0.0115ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.5680―83ドル近辺で推移している。UBSの損失発表をきっかけにユーロ売りが優勢になった。〔NQN〕
(4/1 17:16)
外為14時・円、99円台後半で一進一退――米ISM指数の発表待ち
1日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=99円台後半で一進一退。14時時点では前日の東京市場17時時点に比べ59銭の円安・ドル高の99円 94―97銭近辺で推移している。日銀が朝方に発表した企業短期経済観測調査(短観)に対する反応が乏しかった。このため、市場では日本時間今晩に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表する製造業景況感指数の内容を見極めたいとして、様子見ムードが強まっている。午後の値動きは99円80銭―100 円ちょうど近辺と、20銭程度の幅にとどまっている。〔NQN〕
(4/1 14:21)
外為10時・円、99円台後半で小幅な値動き――株堅調は重しに
1日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=99円台後半で小幅な値動き。10時時点では前日17時時点に比べ43銭の円安・ドル高の1ドル=99円 78―81銭近辺で推移している。日銀の企業短期経済観測調査(短観)について事前に大幅な悪化を見込んでいた海外勢が、ほぼ予想範囲内の発表内容を受けて短期的な円売り・ドル買いの持ち高を解消しているとの指摘があった。半面、株式相場がじわじわと上げ幅を広げていることが投資家のリスク回避姿勢を和らげるとの見方につながり、円の上値を抑えている。
10時前の中値決済については、輸入企業によるドル買い需要が多いとの観測があったが、円相場の反応は特に見られない。〔NQN〕
(4/1 10:27)
外為早朝・円、反落して始まる――99円台後半、日銀短観待ち
新年度入りした1日早朝の東京外国為替市場で、円相場は反落して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ48銭の円安・ドル高の1ドル=99円 83―86銭近辺で推移している。前日の海外市場で円安・ドル高に振れた流れを受け、オセアニア市場では99円90銭台で推移する場面があった。ただ、 100円に近い円安・ドル高水準では円買いの動きが見られ、円の下値余地は乏しい。目先の材料として、日銀が8時50分に発表する企業短期経済観測調査(短観、3月調査)の内容を見極めようと模様眺め気分が広がっている。
円は対ユーロでも反落して始まった。8時30分時点では同32銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=157円27―36銭近辺で推移している。前日のロンドン市場でユーロ買いが優勢になったことで、円の対ユーロ相場は安い水準で始まった。ただ、前日のニューヨーク市場から円が下げ渋った流れを引き継いでおり、東京市場ではやや底堅さがうかがえる。
ユーロはドルに対し6営業日ぶりに反落して始まった。8時30分時点では同0.0040ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.5755―58ドル近辺。前日のロンドン市場では、3月のユーロ圏の消費者物価指数が市場予想を上回り、欧州中央銀行(ECB)による利下げの観測が後退する中でユーロ買いが強まる場面があった。ただ、ニューヨーク市場にかけてはユーロ売り・ドル買いが次第に膨らんだため、東京市場はその流れを引き継いだ。〔NQN〕
(4/1 8:40)
◆NY円、100円55―65銭で始まる(8:30)
【NQNニューヨーク】1日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は前日比90銭円安・ドル高の1ドル=100円55―65銭で始まった。
(4/1 21:56)
NY円、反落――99円65―75銭、ユーロは対ドル最高値近づく
【NQNニューヨーク=川内資子】3月31日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落。前週末比50銭円安・ドル高の1ドル=99円65―75銭で取引を終えた。米株式相場が底堅く推移したことなどを背景に、円売り・ドル買いがやや優勢となった。
米株高を受けて、投資家のリスク許容度回復の思惑がやや強まり円が売られた。ただ、四半期末で積極的な持ち高形成を避ける市場参加者が多かったといい、 99円台で方向感なくもみ合う場面が多かった。今週は3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業・非製造業景況感指数や、米雇用統計など重要指標の発表が多く、様子見気分も強かったという。
3月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)は48.2と前月から上昇し、市場予想も上回った。米景気に過度の悲観的な見方が和らぎ小口の円売りが出たが、米景気への懸念は根強く円売りは続かなかった。ポールソン米財務長官が米連邦準備理事会(FRB)の機能拡大などを含む金融行政の包括的な改革案を発表した。ただ、改革実施には時間がかかるとして、特に材料視されなかった。円の高値は99円 23銭、安値は99円95銭。
円は対ユーロで反落。前週末比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=157円35―45銭で取引を終えた。
ユーロはドルに対して小反落。前週末終値の1ユーロ=1.58ドルちょうど前後から1.57ドル台後半に下落した。中値決済でユーロが不足したとの見方から、午前中ごろにユーロが急伸した。1.5897ドルまで上昇し、17日に付けた最高値(1.5905ドル)に迫った。ただ、その後はドルの買い戻しが優勢となった。
3月のユーロ圏の消費者物価指数(速報値)が前年同月比3.5%上昇し市場予想を上回った。欧州中央銀行(ECB)が政策目標としている「2%未満」を大幅に上回ったためユーロ圏の利下げ観測が後退し、欧州市場ではユーロ買いが優勢だった。ユーロの安値は1.5770ドル。
(4/1 8:25)
◆ロンドン外為9時半円は対ドルで反落して始まる
【ロンドン=欧州総局】1日午前のロンドン外国為替市場の円相場は反落。午前9時半現在、前日終値に比べ60銭円安・ドル高の1ドル=100円10―20銭で推移している。
朝方から対ユーロでドル買いが強まったのにつれ、円の対ドル相場も軟調に推移。この日の欧州株が軒並み上昇して始まり、投資家のリスク許容度が回復するとの思惑も円売りを誘っている。
円の対ユーロ相場は反発。同75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=156円90銭―157円ちょうどで取引されている。ユーロは朝方に対主要通貨で下落。スイス大手銀UBSが米信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に関連した追加損失を計上したと発表し、信用収縮問題の欧州への波及を懸念したユーロ売りが出た。ただ、その後は株高を受け、ユーロ売りの動きは一服している。
ユーロは対ドルで大幅反落。現在の水準は同0.0170ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.5670―80ドル。
(4/1 18:15)
ロンドン外為31日円は対ドルで小幅続伸
【ロンドン=欧州総局】31日のロンドン外国為替市場の円相場は小幅続伸。前週末終値に比べ15銭円高・ドル安の1ドル=99円50―60銭で引けた。
朝方、アジア株の下落を受けてリスク回避目的の円買い・ドル売りが強まった。その後は新規材料に乏しく、一進一退の値動き。引けにかけてはドルがやや買い戻され、円は上げ幅を縮めた。
円の対ユーロ相場は反落。同60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=157円65―75銭で引けた。対ドルでユーロ買いが強まったのに押され、円は軟調に推移した。
ユーロは対ドルで反発。前週末終値に比べ0.0085ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.5840―50ドルで取引を終了した。3月のユーロ圏インフレ率(速報値)が市場予想を上回ったことで、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を当面、据え置くとの見方が強まり、ユーロ買いを誘った。
(4/1 0:31)
◆人民元が小幅に上昇――銀行間の17時30分時点は7.0116―19元
【NQN香港=太田孝治】1日の中国外国為替市場で人民元相場は対米ドルで小幅に上昇。中国人民銀行(中央銀行)傘下の中国外貨交易中心(外為取引センター)が運営するホームページ「中国貨幣網」によると、現地時間17時30分(日本時間18時30分)時点の銀行間取引のレートは、前日の同時点に比べ0.0004 元の元高・米ドル安の1米ドル=7.0116―19元だった。一方、同時点の外為取引センター経由の取引は7.0110―24元だった。
(4/1 19:15)
人民元、1日基準値は7.0218元――前日基準値比で下落
【NQN香港=太田孝治】中国人民銀行(中央銀行)は1日、中国外国為替市場での人民元レートの基準値となる「中間値」を1米ドル=7.0218元と発表した。前日の基準値(7.0190元)と比べると0.0028元の元安・米ドル高水準。基準値としては3月26日以来、4営業日ぶりに7.02元台に下げた。前日の現地時間17時30分(日本時間18時30分)時点で、銀行間取引での人民元レート(気配値)は7.0120元前後だった。
(4/1 10:27)
◆UBS、1兆9000億円追加損失・1―3月期、サブプライム問題
【フランクフルト=石井一乗】スイスの金融大手UBSは1日、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連で、1―3月期決算に190億ドル(約1兆9000億円)の追加損失を計上すると発表した。昨年来の累計損失は374億ドル(約3兆7400億円)に達する。独最大手のドイツ銀行も同日、25億ユーロ(約4000億円)の損失計上を公表した。世界の金融機関のサブプライム関連の公表損失額は3月時点で2000億ドル超とされるが、金融システム不安の高まりで損失額が一段と広がる公算が大きい。
UBSの1―3月期の最終損益は120億スイスフラン(約1兆2000億円)の赤字になったもよう。今回の損失計上を受け、新たにJPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーなどを引受先に、150億スイスフラン(約1兆5000億円)の増資を実施する。
UBSは2007年12月期通期にサブプライム関連で184億ドルの損失を計上、43億スイスフランの最終赤字に転落した。 (19:43)
◆日経平均、07年度は27.5%下落・5年ぶり、ドル不安波及
3月決算期末となった31日の東京市場では日経平均株価が大幅反落し、2007年度の下落率は27.5%と日本経済がデフレで苦しんだ02年度(27.7%)に匹敵する大きさとなった。日本株の下げは世界でも突出しており、株式時価総額は3年ぶりの400兆円割れ。為替市場では円相場が対ドルで 18円も上昇して20年ぶりの上昇幅を記録した。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を震源とするドル不安に、政治の機能不全が追い打ちをかけた。4月以降も波乱の展開を予想する向きが多い。
日経平均の終値は前週末比294円93銭安の1万2525円54銭。下落は04年度(0.4%)以来3年ぶりで、下落率は日経平均がバブル経済崩壊後の最安値(7607円)をつけた局面に並んだ。
株価が下げ足を速めたのはサブプライムローン問題が深刻化した昨年夏以降。上半期まで日本株を買い越した外国人が一斉に換金売りに走り、下半期だけで2兆4000億円強の売り越しに転じた。ドル建てで換算した日経平均も07年度は14.5%下落しており、外国人の見切り売りが加速した。 (07:00)
景況感2期連続の悪化・日銀短観、円高や原油高響く
日銀が1日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス11と、昨年 12月の前回調査から8ポイント低下した。円高や原油高などが響き2・四半期連続の悪化で、2003年12月調査以来、4年3カ月ぶりの低水準となった。海外経済などの不透明要因も重なり、企業は景気の先行き警戒感を一段と強めている。
企業の業況判断DIは景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた値。大企業製造業のDIは市場予想(プラス13)を下回り、低下幅は05年3月以来、3年ぶりの大きさだった。 (11:38)
株安、年金運用に打撃・07年度運用利回り、5年ぶりマイナスの公算
株安は年金運用にも打撃を与えている。企業年金の2007年度の運用利回りは5年ぶりにマイナスに転じた公算が大きい。年金資産の運用利回り悪化により、住生活グループが08年3月期の連結業績を下方修正するなど、年金の運用不振は企業業績にも影響を与え始めた。年金の運用成績が目標利回りに達しない場合、企業が年金資産の目減り分を補う必要があるためだ。
格付投資情報センター(R&I)によると、07年4月―08年1月の企業年金の運用利回りはマイナス6.39%。2、3月の運用環境はさらに悪化しており、07年度通算の利回りもマイナスの可能性が高い。(10:18)
金融機関、株含み益急減・銀行は62%減
昨年夏以降の株式市場の低迷で、金融機関や企業が保有する株式の含み益や評価額が大きく減っている。大手銀行6グループの含み益は1年前に比べて6割以上も減り、機関投資家の代表である生命保険でも朝日生命保険が含み損に転じるなど、大手7社でおよそ半減。株安の影響は個人の金融資産にも及んでいる。
大手銀行6グループの2008年3月期末の株式の含み益は約3兆5000億円となり、07年3月期末に比べて62%減ったことが分かった。サブプライムローン問題を受けた株式相場の低迷が響いた。一方、債券では1000億円の含み益(07年3月期末は4800億円の含み損)を確保した。(07:01)
◆米ガソリン小売価格、最高値を更新
【ワシントン=米山雄介】米エネルギー省が31日まとめた全米平均のガソリン小売価格(レギュラー)は1ガロン=3.29ドル(1リットル=約 87円)となり、前週に比べ1.0%値上がりした。2週ぶりに再び上昇に転じ、過去最高値を更新。米景気の下押し要因となるのは確実だ。
地域別では、カリフォルニア州が1ガロン=3.608ドル(同約95円)まで上昇するなど、西海岸での値上がりが著しい。ディーゼル車用の軽油価格は前週に比べ0.6%安い1ガロン=3.964ドル(同約105円)。9週ぶりに値下がりしたが、引き続き4ドルを目前にしている。 (11:02)
政府、地方財政支援へ・給油所に利子補給決定
政府は31日、道路関連の暫定税率期限切れによる混乱回避策をまとめた。国土交通省は国の道路予算について緊急性が高いものを除く新規執行を当面凍結。経済産業省は給油所への特別利子補給を柱とする支援策を打ち出した。道路整備財源が不足する地方財政の支援も今後検討する。ガソリン販売業者に税を還付する「戻し税」は、政府・与党内の調整がつかず見送った。
暫定税率の期限切れによって、国と地方を合わせた道路特定財源が年間2兆6000億円不足する。道路関連以外の優遇措置の期限を5月末まで延長する「つなぎ法案」は31日成立し、土地売買にかかる登録免許税などの「道連れ増税」は回避されることになった。 (07:00)
◆三越伊勢丹、経営統合記念セールに長蛇の列
三越伊勢丹ホールディングスは1日、経営統合を記念したセール、イベントを主要店舗で実施した。限定品やお祭りムードにつられ、常連客らが開店前から長蛇の列をつくった。
三越日本橋本店(東京・中央)では開店前に子供が太鼓を演奏し、雰囲気を盛り上げた。中年女性を中心に200人以上が列をつくり、開店と同時に店内になだれ込んだ。東京都江戸川区に住む主婦、小池敬子さん(57)は「伊勢丹の若いセンスが三越に入ることで、娘と一緒に買い物できる」とうれしそうに話した。
伊勢丹新宿本店(同・新宿)ではファッションに興味がある若者らが列をつくった。多くの人の目当ては6階の特設会場の春物婦人服バーゲン。東京都渋谷区に住む会社員の女性(26)は「経営統合して品ぞろえがどう変わるのか期待するが、当面は慣れた伊勢丹を利用する」と話した。 (11:12)
◆社説1株価下落が突きつける日本企業の課題(3/31)
株式相場の低迷が続くなか、多くの日本企業が2007年度末を迎える。米景気後退懸念が大きな株安要因であるが、そこには日本企業が成長していくための課題も潜んでいる。株安というシグナルが持つ意味を、経営者は考えてほしい。
150兆円。先週末までの1年間に失われた、東京証券取引所第1部に上場する株式の時価総額だ。日経平均株価が25%下落し、カナダの実質国内総生産(GDP)に匹敵する価値が消えた。サブプライムローン問題の震源地である米国の株価が1年前の水準にとどまっているのと比べ、日本の不振ぶりが目立つ。
株安が映すのは企業業績の悪化懸念だろう。上場企業の増益は08年3月期までの6期連続で終わる。株式市場では、そんな見方が増えている。今月、米メリルリンチが世界の機関投資家に実施した意識調査では、日本企業の業績見通しは世界の主要地域で最も厳しい。
円高の進行や原油高などの外部要因が収益を圧迫しているのは事実だ。しかし投資家が不安を抱く本当の理由は、内需が不振な分、米国に頼りすぎていた収益の構造にあるのではないか。そうした外頼みの体質を米景気の悪化が襲ったといえる。
そこから経営課題も浮かび上がる。比較的高い成長力を維持している新興国への収益源の分散である。早くから中東やロシアに布石を打ったコマツが、米国での逆風を新興国での伸びで吸収し、来期も最高益を更新する見通しなのは象徴的だ。
厳しい環境が続く国内では、攻めの戦略に向けた経営資源を確保する必要がある。業務の効率化による収益力のテコ入れが欠かせない。本業ではない子会社を多く抱える電機業界、少子化で長期的な需要の減退に直面する小売りや食品業界にとって事業再編の重みは増す一方だ。
株安は企業の規律の緩みを直撃した。敵対的な買収を避けるために復活していた株の持ち合いである。野村証券金融経済研究所によると、主要企業は05年度後半以降に4兆円の株を取得したが、1兆円の含み損が生じている。持ち合いをした企業の多くは、株の保有を通じた事業提携で収益にもプラスと株主に説明していた。目算は狂いつつある。今年の株主総会では、持ち合いの是非が焦点の一つになるだろう。
株式市場や業績の明るい見通しが続いた経営者が、逆風のなかで新年度を迎えるのは久しぶりである。経営環境は一変した。そのぐらいの危機意識を持たないと、グローバル競争で勝ち残ることはできない。
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- 大口注文(東証・後場)三菱UFJ26万株、NTTドコモ190株買い越し (12:54)
- 大口注文(東証・前場)新日鉄49万株など買い越し (09:13)
- 東証10時・堅調――上げ幅200円超す、自動車株や鉄鋼株に買い (10:13)
- 東証14時・高値圏で小動き――米経済指標の発表控え模様眺め (14:21)
- 東証寄り付き・反発――米株反発で買い先行、下げに転じる場面も (09:25)
- 東証後場寄り・一段高――先物に買い戻し続く、上げ幅一時250円 (13:00)
- 東証前引け・反発――短観悪化も「想定内」で買い戻し、2部は続落 (11:26)
- 東証大引け・反発新年度初日も実需買い少ない、「UBS損失」は重し (18:08)
- 日経平均先物、一段高「債先買い・株先売りの反対売買」との見方も (10:28)
- 日経平均先物、堅調に推移――25日移動平均が上値の抵抗線に (14:21)
- 日経平均先物、堅調――売り方の買い戻しが続く (12:54)
- 日経平均先物、高値圏で小動き――戻り待ちの売り、短観も重しに (09:57)
- 日経平均先物、反発で始まる――前日大幅安の反動で買い戻し (09:13)
- 日経平均大引け・反発――先物主導の展開、短観は「予想の範囲内」 (15:05)
- 日本株ADR・31日、軟調――日立、みずほFG、京セラが下落 (07:02)
- 米国株、大幅続伸で始まる――リーマン、UBSの増資好感 金融株に買い (23:00)
- 米国株、大幅続伸で始まる――リーマン、UBSの増資好感 金融株に買い (4/1 23:00)
- 米国株、反発――金融株が高い、予想上回るシカゴPMI好感 (06:22)
- 米国株反発、ダウ平均46ドル高――金融株高い、メルク急落重し (06:53)
- 米国株反発、ダウ平均46ドル高――金融株高い、メルク急落重し (4/1 6:53)
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