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その17
相場格言(その17)
世の中には、先人の知恵を伝えるさまざまな金言・格言があります。ゴルフにはゴルフの格言が、釣りには釣りの格言があるように、株式投資にも先人達の数知れない取引の中の成功や失敗から生まれた、株式投資をする者にとって示唆に富んだ格言があります。このコーナーではそれら株式投資に関わる格言を集めてみました。
強気相場は悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えていく
「強気相場は、皆が売りと思っている内に発生し、まだ強気相場とは言えないだろうと疑っている内に進み、トレンドが出てきたと皆が思ってきた時に相場に終局が近づいて、皆が買いだ買いだと大騒ぎする中で終わってしまう」という格言。「人の行く裏に道あり花の山」と相通ずるものがあります。
どちらのポジションを取っていようと、相場が自分に都合のいい方向に進むよう期待するのが人情である。
投資家の心理として「まだ上がるだろう」「上げるに違いない」といった主観的な感情に支配されやすいもの。どんなときでも自分のポジション(玉)に左右されない判断力を持っていたいものです。
難平が出来るほどの金持ちはカーネギー、モルガン、ロックフェラーの3人しかいない。しかし、彼らはそんな事をするほど愚かではない。
おっしゃるとおりですね。無理な難ピンは破滅の元です。
百冊の理論書は1回の売買にしかず
「多くの相場理論書を読んでもそれは1回の売買におよばない」と言う格言。相場の勉強をするということは相場の書籍を多く読むこともいいでしょうが、習得した相場哲学を実践で使って体得することが一番大切です。
人の行く裏に道あり花の山
「多くの人が花見に行く場所より、人の知らない所に行けば、花の山をゆっくりと楽しめる」と言う格言。格言としては古くから伝わっている有名なものですが、この格言の真意は、逆転の発想が必要だと言うことでしょう。ただ、裏に道があっても、道を間違えば、この裏道の行き止まりで「損切り」が待っていますので、注意、注意。
普通のトレーダーは、ウォール街に来ると多くの人に相場観を聞きたがる。しかし、大半は尋ねている本人より知識はない。
日本の株式市場なら兜町、商品先物市場なら蛎殻町といったところでしょうか。地名は別にしても、証券会社や商品会社の店頭でいろいろ情報を集めたがる投資家も多いものです。結局、結論が出ないことが多いんですけどね。
ブルは時々儲ける。ベアも時々儲ける。しかしホッグは決して儲けない。
「ブル(上昇相場)やベア(下落相場)では、トレンドに乗ればある程度利益を得られる。しかし、ホッグ(地を這う豚=低迷相場)では儲けられない」という格言。真意はきっと、投資するなら動きのある銘柄を選ぶようにしなさいということだと思います。
負けた相場を知っている者こそ価値がある。何故ならば次回はそれを教訓とするから
大変よい格言ですが実践するには難しいかな?でも自分のやったトレードから学ぼうとする人間だけが相場師というものになれるのかもしれません。
間違えて入ることを避けるのと同様に、間違えて手仕舞うことも避ける。二つながら間違いだからである。
建ち玉する時は、十分考えて行うのに、手仕舞う時は一時の感情で行う投資家も多いものです。手仕舞う時も建ち玉する時と同じくらいの判断力で行動するのが大事でしょう。
慢は損を招き、謙は益を招く
「常に自分自身とその能力を疑って見ることが大事である。自分はうまいなどと思っては行けない。そう思った瞬間、破滅が待っている」という格言。常に謙虚さを持って相場に望みたいものです。
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